王の華嫁 ~政略婚の愛に濡れて~ (シフォン文庫)
作者買いで購入した作品ですが、今回はヒロインの翠玲が敵国に嫁ぐという設定もあったため、わりと緊張感ある雰囲気が楽しめました。 三国の勢力関係や敵国の王の思惑、そしてヒロインの兄達の真意など、いろんなものが絡み合ってお話が進むので、最後まで惹きつけられました。 脇キャラ達も個性的で、腹黒な燕王とその妹や毒蝶を育てていた老師、間者を生業にしている男など、どのキャラもお話をうまく引っ張っていたように思います。
恋愛描写はいつものライトな感じとは違い、互いに疑心暗鬼になっていた初夜と、想いが通じ合った後との交流の差がはっきりと描かれていたこともあり、気持ちが入りやすかったです。 ヒロインがいろいろ悩みつつも自分の意志で行動できるタイプで、薬学の知識に長けていたことも魅力的でした。 また、翠玲を憎んでいた耀成の胸中や心の変化もわかりやすく描かれているので、ちょっとシリアスな雰囲気から始まる中華ラブが好きな方にはいいのではないかと思います。 Hシーンは普段よりも少し少なめですが、ヒロインの特性(?)をいかした戯れも後半部分で見られたので、個人的には満足です。 あとがきを読んでいると、初稿の時に書かれていたという戦場の血生臭さや埃っぽさとかも気になったので、いつの日かそういった描写も取り入れた作品も見てみたいです。
イラストはわりと現代的なタッチだなと感じましたが、翠玲と耀成の持つ清艶っぽさはうまく表れていたのではないでしょうか。 個人的には敵国の公主が懸想していた兄のイラストも見てみたかったです。
恋愛描写はいつものライトな感じとは違い、互いに疑心暗鬼になっていた初夜と、想いが通じ合った後との交流の差がはっきりと描かれていたこともあり、気持ちが入りやすかったです。 ヒロインがいろいろ悩みつつも自分の意志で行動できるタイプで、薬学の知識に長けていたことも魅力的でした。 また、翠玲を憎んでいた耀成の胸中や心の変化もわかりやすく描かれているので、ちょっとシリアスな雰囲気から始まる中華ラブが好きな方にはいいのではないかと思います。 Hシーンは普段よりも少し少なめですが、ヒロインの特性(?)をいかした戯れも後半部分で見られたので、個人的には満足です。 あとがきを読んでいると、初稿の時に書かれていたという戦場の血生臭さや埃っぽさとかも気になったので、いつの日かそういった描写も取り入れた作品も見てみたいです。
イラストはわりと現代的なタッチだなと感じましたが、翠玲と耀成の持つ清艶っぽさはうまく表れていたのではないでしょうか。 個人的には敵国の公主が懸想していた兄のイラストも見てみたかったです。
精密 小型 卓上 はかり 重量計 デジタル スケール 選べる 計量範囲 3種類 (0.1g-2kg)
ポケットスケールほど小さくなくてもいいけどキッチンスケールでは大きすぎて、これ位のものを探していました。
2kg版は少し安いのが別にありましたね・・・そちらのレビューは今一つのようで個体差等あるのかもしれませんが、自分のものは安定しています。
ただ、天板が大きく重いためか、一度揺れを拾うと収まるのに少し時間がかかるかな?という感じはあります。
ボタン電池ではなく単四乾電池(保証不明だが白エネループ可)なので、ランニングコスト面で助かります。
2kg版は少し安いのが別にありましたね・・・そちらのレビューは今一つのようで個体差等あるのかもしれませんが、自分のものは安定しています。
ただ、天板が大きく重いためか、一度揺れを拾うと収まるのに少し時間がかかるかな?という感じはあります。
ボタン電池ではなく単四乾電池(保証不明だが白エネループ可)なので、ランニングコスト面で助かります。
禁断の花嫁―兄王に愛されて (ティアラ文庫)
黒いです。ゴシックやダークファンタジーを愛する方にはお勧めです。
本当の意味でのダークヒーロー、そして異色といってもいい、自分の愛に忠実すぎるほどに忠実な行動派ヒロイン。そんな二人が紡ぐのは、古代中国の群雄割拠の時代をモデルにした舞台での激しすぎる恋物語・・・「恋物語」なんてかわいい言葉で表現するのはためらわれます。激しい愛、狂気に近いまでの熱愛。舞台も生きるか死ぬかの緊張感ですが、そんな中で生き抜く二人の、兄妹の禁忌を乗り越えて互いを激しく求め合う激しすぎる愛は、読んでいてこちらまで血沸き肉躍ります。お話の構成も見事に組み立てられており、ギリギリのテンションで展開される物語に最後まで目が離せません。
激しさや狂気、渦巻くダークネスやゴシック的に歪んだ男女の関係。こういうお話はティアラ文庫のみならず、少女小説全般を見てもなかなかないです。この作家さんの作品でも今までここまでダークな面を前面に押し出した作品ってなかったような・・・? どっちが作者さんの「本性」なのか気になるところです。
本当の意味でのダークヒーロー、そして異色といってもいい、自分の愛に忠実すぎるほどに忠実な行動派ヒロイン。そんな二人が紡ぐのは、古代中国の群雄割拠の時代をモデルにした舞台での激しすぎる恋物語・・・「恋物語」なんてかわいい言葉で表現するのはためらわれます。激しい愛、狂気に近いまでの熱愛。舞台も生きるか死ぬかの緊張感ですが、そんな中で生き抜く二人の、兄妹の禁忌を乗り越えて互いを激しく求め合う激しすぎる愛は、読んでいてこちらまで血沸き肉躍ります。お話の構成も見事に組み立てられており、ギリギリのテンションで展開される物語に最後まで目が離せません。
激しさや狂気、渦巻くダークネスやゴシック的に歪んだ男女の関係。こういうお話はティアラ文庫のみならず、少女小説全般を見てもなかなかないです。この作家さんの作品でも今までここまでダークな面を前面に押し出した作品ってなかったような・・・? どっちが作者さんの「本性」なのか気になるところです。