親父の愛人と暮らす俺 (1) (バーズコミックス デラックス)
「彼女のひとりぐらし」のときから感じていたんですけど、話が演劇の脚本のような展開に感じられます。
いや、それが悪いとか言っているのではないんですよ。非常に上手くはまっていると思います。
舞台は主にマンションの一室。
主人公は身長191cmの引きこもり男子高校生。でも、ニート満喫のろくでなしってわけでなく根は真面目な優等生タイプ。
一方、ヒロインは小中学生と間違えられかねない低身長で茶髪な24歳の大人の女(笑)。体型からだけだとわからないけど、ゆるパーマかけてるんで子供でないことは推測できるという24歳の大人の女(笑)。
こういう2人の「日常」を描いた作品で、なんつーか、同棲男女のアルアルネタのような感じもしたりするんですが、エロはあくまでもホンノリ程度。
世話焼きだけど天然が入ってるお姉さんと、なんでかわかんないけどレールから外れてしまったもともとは真面目な弟というそれぞれのポジションを守りながらの共同生活。
で、そんな作品を何でこんなに面白く感じられるのかなのですが、メイン登場人物の背景がさっぱり描かれていないんですよ。
それは登場する2人がお互いのことをまったく知らないからでもあります。
互いの過去をまったく知らない2人の男女が少しずつ理解しあっていく、読者はその過程を体験するという趣向なのでしょうか。
そんなこんなで続いていくマッタリライフなんですが、第1巻のラストは波乱を予感させるヒロインの言葉でしめくくられます。
見事なクリフハンガーです。おい、続きはと叫びたくなる終わり方。
少しずつ明らかになっていく2人の過去。
この2人がどんなふうに生きてきたのか、それが明かされて互いをよりよく理解した時が、この物語の終わる時なのかもしれません。
いや、それが悪いとか言っているのではないんですよ。非常に上手くはまっていると思います。
舞台は主にマンションの一室。
主人公は身長191cmの引きこもり男子高校生。でも、ニート満喫のろくでなしってわけでなく根は真面目な優等生タイプ。
一方、ヒロインは小中学生と間違えられかねない低身長で茶髪な24歳の大人の女(笑)。体型からだけだとわからないけど、ゆるパーマかけてるんで子供でないことは推測できるという24歳の大人の女(笑)。
こういう2人の「日常」を描いた作品で、なんつーか、同棲男女のアルアルネタのような感じもしたりするんですが、エロはあくまでもホンノリ程度。
世話焼きだけど天然が入ってるお姉さんと、なんでかわかんないけどレールから外れてしまったもともとは真面目な弟というそれぞれのポジションを守りながらの共同生活。
で、そんな作品を何でこんなに面白く感じられるのかなのですが、メイン登場人物の背景がさっぱり描かれていないんですよ。
それは登場する2人がお互いのことをまったく知らないからでもあります。
互いの過去をまったく知らない2人の男女が少しずつ理解しあっていく、読者はその過程を体験するという趣向なのでしょうか。
そんなこんなで続いていくマッタリライフなんですが、第1巻のラストは波乱を予感させるヒロインの言葉でしめくくられます。
見事なクリフハンガーです。おい、続きはと叫びたくなる終わり方。
少しずつ明らかになっていく2人の過去。
この2人がどんなふうに生きてきたのか、それが明かされて互いをよりよく理解した時が、この物語の終わる時なのかもしれません。