正義感あふれまくる主人公が駐禁がらみのからくり（駐車禁止取り締まり行為の矛盾点やレッカー移動業者と警察との癒着とか）
話はフィクションやけど普通にありえることなので車を運転する人や駐禁キップきられたことある人ならかなり興味深く読める漫画です。たぶん警察への怒り＆恨みも増すことになりますが。
多少字は多いけど気にならず読めました。

タイの奥地で繰り広げられる、伝奇アクションホラー漫画、というかんじでしょうか、無理にまとめると。
物語前半は、ロードムービー的な味わいもあるので、アジアの「旅もの」コミックとしても読めます。
堀田あきお氏やグレゴリ青山氏、さいとう夫婦などの「旅もの」コミックが好きな方でも、この作品を押さえている人は、まだあまり多くないのでは。
絵柄・ストーリー展開など、やや荒削りなかんじもしますが、今後に期待ということで、やや甘評の☆３つ。
気軽に読んでもらえれば、悪くないかと。