J・エドガー [DVD]
20世紀半ばの50年間、ルーズベルトやJ.F.Kなど歴代米大統領にとって目の上のたんこぶであった、初代FBI長官ジョン・エドガー・フーバー。祖国を護るためには手段を選ばない、といった呈には賛否あるだろうがその愛国の信念は尊敬する。
その政治的手腕とは裏腹に、私生活においては病的とも言える性癖を抱えており人間的臭みも伺える。ディカプリオによる、異常な側面を持つ役の演技はさすがで鬼気迫るものがある。
決してエンターテイメント性あるものではないが実に魅入ってしまうストーリーであり、イーストウッドの名監督ぶりも冴え渡る。
その政治的手腕とは裏腹に、私生活においては病的とも言える性癖を抱えており人間的臭みも伺える。ディカプリオによる、異常な側面を持つ役の演技はさすがで鬼気迫るものがある。
決してエンターテイメント性あるものではないが実に魅入ってしまうストーリーであり、イーストウッドの名監督ぶりも冴え渡る。
J・エドガー Blu-ray & DVDセット(初回限定生産)
伝記は難しい。
取り上げられるからには歴史上の重要人物,有名人…なのですが
そんな人生が、脚本や演出、配役によって退屈極まりないものになってしまう。
主人公は「J・エドガー・フーバー」
米国のFBI初代長官ということは、大抵の人は知っている。
今作品では彼が並々ならの思いで組織を作り上げ
そのトップに君臨し続ける姿を描いています。
そして垣間見える彼の人間性…表に出なかった私生活…
そう言った事にも触れていて、その辺りはとても興味深いものがありました。
“泣く子も黙る”
全米を暴れ回ったギャングたちも、最後はやっぱりこの人が一番怖かっただろう。
そんなイメージがあるJ・エドガー、それが意外や意外マザコン?
でもよくよく見ると、母親の指し示すところは思った以上に的を得ている。
だからこそ息子をあそこまで導く事が出来たのかもしれない。
また性格上なのか、職業柄なのか、人と深入りしないところがある。
ただ公私共に右腕だった“彼”と、人生の多くの時間を仕えてくれた秘書
絶対に裏切る事のない、これほどまでに信用出来る人間が二人もそばにいたことは、
常に対峙するものと腹の探り合いの彼にとって、かけがえのないものだったに違いない。
だからこそ40年にも渡って、長官の座に君臨することができたのかもしれない。
彼の歴史は米国の犯罪の歴史、そして大統領の歴史とも重なっている。
そういう面でもとても面白く観る事が出来た。
特に、科学捜査の基礎を作り、予算をどんどんつぎ込みその仕組みを確立させた。
いま私たちがTVドラマや映画で「科学捜査〜」を楽しめるのは、まさに彼のお陰。
勿論実質的にも検挙率は上がり、難解な事件を解決に導いている。
目のつけどころはしっかりしていた。
そして彼が最もうまく取り扱ったもの、それは「秘密」
彼はそれが持つ力とその意味を、誰よりも深く良く知っていたのだと思う。
取り上げられるからには歴史上の重要人物,有名人…なのですが
そんな人生が、脚本や演出、配役によって退屈極まりないものになってしまう。
主人公は「J・エドガー・フーバー」
米国のFBI初代長官ということは、大抵の人は知っている。
今作品では彼が並々ならの思いで組織を作り上げ
そのトップに君臨し続ける姿を描いています。
そして垣間見える彼の人間性…表に出なかった私生活…
そう言った事にも触れていて、その辺りはとても興味深いものがありました。
“泣く子も黙る”
全米を暴れ回ったギャングたちも、最後はやっぱりこの人が一番怖かっただろう。
そんなイメージがあるJ・エドガー、それが意外や意外マザコン?
でもよくよく見ると、母親の指し示すところは思った以上に的を得ている。
だからこそ息子をあそこまで導く事が出来たのかもしれない。
また性格上なのか、職業柄なのか、人と深入りしないところがある。
ただ公私共に右腕だった“彼”と、人生の多くの時間を仕えてくれた秘書
絶対に裏切る事のない、これほどまでに信用出来る人間が二人もそばにいたことは、
常に対峙するものと腹の探り合いの彼にとって、かけがえのないものだったに違いない。
だからこそ40年にも渡って、長官の座に君臨することができたのかもしれない。
彼の歴史は米国の犯罪の歴史、そして大統領の歴史とも重なっている。
そういう面でもとても面白く観る事が出来た。
特に、科学捜査の基礎を作り、予算をどんどんつぎ込みその仕組みを確立させた。
いま私たちがTVドラマや映画で「科学捜査〜」を楽しめるのは、まさに彼のお陰。
勿論実質的にも検挙率は上がり、難解な事件を解決に導いている。
目のつけどころはしっかりしていた。
そして彼が最もうまく取り扱ったもの、それは「秘密」
彼はそれが持つ力とその意味を、誰よりも深く良く知っていたのだと思う。
【エスネット】S-net サイド ジッパー 式 タクティカル ブーツ SN-SD
通気口があるため蒸れにくく履き心地も悪くないが
2週間ほど使ったところでファスナーのつまみが折れたので星3個としました
やはりノーブランドのファスナーは耐久性に問題があるようです
2週間ほど使ったところでファスナーのつまみが折れたので星3個としました
やはりノーブランドのファスナーは耐久性に問題があるようです
白雪姫と鏡の女王 コレクターズ・エディション [DVD]
観る直前もTVで取り上げていて、ますます楽しみにしていた作品だった。
ジュリア・ロバーツが初の悪役というのも楽しみだったし、リリー・コリンズ(フィル・コリンズの娘)は少し前他の作品でも観ていたから。人に悪意を与えない顔をしていて、微笑むと、見ているこちらまで「つい」笑顔になってしまうという、不思議な雰囲気を持った女優だと思っている。
作品はもともとの「白雪姫」を大胆にアレンジした脚本で描かれている。
まずパッケージといいポスター、予告編など、1枚の写真で豪華なイメージが伝わって来る作品なんだけど、その衣装担当は日本人だ。世界を舞台に活動した人で、舞台や映画でも有名だけど、北京オリンピックの日本代表のデザイン総監督だったことも知られている。この作品の衣装は抜群で、映画の世界観を見事なまでに「衣装だけ」でも解らせているくらいだ。実際の生活、現実では着られないだろうけど、みんな心のどこかでは「こんな衣装、着てみたい」と思ったことがあるんじゃないかな、というモノなのだ。
「おとぎ話」はかくあらんや、という雰囲気が、衣装と美術デザイン(セットやCG)で出来上がっている作品だった。その中に素晴らしい俳優を置いたらどうなるか・・・スゴいおとぎ話が出来上がるに決まっている。男性だって楽しめる作品だってコトは間違いない。
ラストのリリー・コリンズの歌と、みんなのダンスは素敵で、3回観てしまった。
その短い時間だけでも、うっとりした世界観を味わえるのはオイシイ。特典映像には「デジタル絵本」というのがあって、本編を観た後なら、「まとめ」みたいに楽しめる。だけど、観てなかったらちょっとお茶目が入っている「(本編の)面白さ」は思い出せないし解らないので、要するに「観た方がいい」ってコトだ。
重いテーマやサスペンスといったモノが苦手で、さらっと観られるモノが好きな人には特にオススメ。私のように、どっちも好きって人にも、もちろんオススメの作品だ。
ジュリア・ロバーツが初の悪役というのも楽しみだったし、リリー・コリンズ(フィル・コリンズの娘)は少し前他の作品でも観ていたから。人に悪意を与えない顔をしていて、微笑むと、見ているこちらまで「つい」笑顔になってしまうという、不思議な雰囲気を持った女優だと思っている。
作品はもともとの「白雪姫」を大胆にアレンジした脚本で描かれている。
まずパッケージといいポスター、予告編など、1枚の写真で豪華なイメージが伝わって来る作品なんだけど、その衣装担当は日本人だ。世界を舞台に活動した人で、舞台や映画でも有名だけど、北京オリンピックの日本代表のデザイン総監督だったことも知られている。この作品の衣装は抜群で、映画の世界観を見事なまでに「衣装だけ」でも解らせているくらいだ。実際の生活、現実では着られないだろうけど、みんな心のどこかでは「こんな衣装、着てみたい」と思ったことがあるんじゃないかな、というモノなのだ。
「おとぎ話」はかくあらんや、という雰囲気が、衣装と美術デザイン(セットやCG)で出来上がっている作品だった。その中に素晴らしい俳優を置いたらどうなるか・・・スゴいおとぎ話が出来上がるに決まっている。男性だって楽しめる作品だってコトは間違いない。
ラストのリリー・コリンズの歌と、みんなのダンスは素敵で、3回観てしまった。
その短い時間だけでも、うっとりした世界観を味わえるのはオイシイ。特典映像には「デジタル絵本」というのがあって、本編を観た後なら、「まとめ」みたいに楽しめる。だけど、観てなかったらちょっとお茶目が入っている「(本編の)面白さ」は思い出せないし解らないので、要するに「観た方がいい」ってコトだ。
重いテーマやサスペンスといったモノが苦手で、さらっと観られるモノが好きな人には特にオススメ。私のように、どっちも好きって人にも、もちろんオススメの作品だ。