鬼平犯科帳(朗読:古今亭志ん朝)
「本所桜屋敷」「埋蔵金千両」「盗法秘伝」「血闘」の4話が収められています。
頭と終わりに少し音楽が入る程度で、あとは本文そのままの朗読。
余計な演出がなくて、とても聞きやすいです。
芝居を押さえて、寄席の話とは、ひと味違う志ん朝さんの朗読、
さすがだと思いました。
江戸弁のイントネーション、緩急の付け方、申し分ないです。
この1枚だけでなく、もっと沢山の話を朗読してほしかったです。
頭と終わりに少し音楽が入る程度で、あとは本文そのままの朗読。
余計な演出がなくて、とても聞きやすいです。
芝居を押さえて、寄席の話とは、ひと味違う志ん朝さんの朗読、
さすがだと思いました。
江戸弁のイントネーション、緩急の付け方、申し分ないです。
この1枚だけでなく、もっと沢山の話を朗読してほしかったです。
鬼平犯科帳(一): 1
友人にすすめられて初めてこの本を読みました。読み始めるとはまりますよ。主人公の人情味がとにかくいい味をだしています。テレビでは味わえないおもしろさをぜひこの本で味わって下さい。
散歩のとき何か食べたくなって (新潮文庫)
著者は食いしん坊である。しかも、年季が入っているから、昔食べた味の話をさせると独壇場となる。その食いしん坊が美味しいと感じたその美味しさが真摯に書かれる。九州の青二才の食いしん坊は、読後にすわとばかりに東京へ飛び、銀座の資生堂パーラーでチキンライスを注文したのでした。
男の作法 (新潮文庫)
他のレビューにもある通り、食べ物、人とのつきあい方、立ち振る舞い等を題材に、粋な大人になる方法が書かれているが、クライマックスは死に対する考えを述べている箇所だろう。
著者曰く
"男は何で自分を磨くか。基本はさっきもいった通り、「人間は死ぬ」という、この簡明な事実をどれだけ若いころから意識することにある。"
本書に記されていることは全て、人生は有限であるという事実から、引き出されているように思う。だからこそ本書の中で、若いうちに多くのことに好奇心を持つべきだし、約束を破って他人の時間を無駄にしてはいけないし、物事に失敗したとしてもクヨクヨして時間を無駄にしてはいけない等々、説いているのだろう。
読みやすく書かれてありながら、最近の流行書のような軽薄さは全くない。今後の人生で機会あるごとに開く一冊になると思う。
著者曰く
"男は何で自分を磨くか。基本はさっきもいった通り、「人間は死ぬ」という、この簡明な事実をどれだけ若いころから意識することにある。"
本書に記されていることは全て、人生は有限であるという事実から、引き出されているように思う。だからこそ本書の中で、若いうちに多くのことに好奇心を持つべきだし、約束を破って他人の時間を無駄にしてはいけないし、物事に失敗したとしてもクヨクヨして時間を無駄にしてはいけない等々、説いているのだろう。
読みやすく書かれてありながら、最近の流行書のような軽薄さは全くない。今後の人生で機会あるごとに開く一冊になると思う。
「雲霧仁左衛門」DVD-BOX
さて、まず、さすがNHK!
池波時代劇作品は殆ど読みましたが、こちらの原作は未読です。
山崎努主演の民放バージョンは何篇(1,2、12〜最後の15)か観ました。1,2はストーリーのみならず、台詞も酷似しています。共に原作に忠実なのか、真似なのか、と思われます。
2つの作品の配役は、中井貴一(NHK)VS山崎努(フジ) 伊武雅刀VS石橋蓮司 内山理名VS池上季実子 京野ことみVS増田恵子、國村隼VS中村敦夫。配役はNHKに軍配があがるか、と。どちらも良い役者さん揃いですが、 NHKでは、未だ明かしていませんが、雲霧の素性、吉五郎が博識の人物となると、面体からすれば、山崎努も石橋蓮司も元々盗賊な風体で、どちらかというと、必殺仕事人のような感じがしてしまいます。その点、中井・伊武コンビの方がピッタリかな、と。また、池上季実子は美し過ぎて、オボコもお嬢様も出来るというより、花魁・芸者・お妾という感じです。NHKの方がお千代は、内山バージョンにしたのか、視聴者のために、可愛い目な女性にたのかと思われます。
フジの12話〜最後は迫力満点です。共に、「最後の」というエピソード名ですが、フジは松屋が最後ではなく、3話かけての丁寧な作り。雲霧と吉五郎の最後のシーン、吉五郎の最期のシーンは壮絶で素晴らしいです。
フジの山崎バージョンはとても人気が高いので、見比べるのは面白いはずです。ナレーションなど色々な面で、少々古臭さはあると思います。時代劇なのでそれはそれでいいのでしょう。また、フジ版はエピソードが長い分、細かい作り。NHKはとても上手にはしょっているのでないでしょうか。そして、NHK版は、明らかに続編を意識しています。、雲霧・吉五郎の素性を明かさず、最後も最後ではないです。続編が出来ればフジ以上に長い作品になると思われ、後半を丁寧に作る予定なのか、と想像したり。ともかく楽しみ。期待しています!
ところで、私は中井貴一に全く興味がありませんでしたが、内山理名を犯すように接吻(キスではなく)するシーンはとても情欲的で真に迫っていました。キスシーンが上手な役者とは思いも寄らず・・意外でした。
池波時代劇作品は殆ど読みましたが、こちらの原作は未読です。
山崎努主演の民放バージョンは何篇(1,2、12〜最後の15)か観ました。1,2はストーリーのみならず、台詞も酷似しています。共に原作に忠実なのか、真似なのか、と思われます。
2つの作品の配役は、中井貴一(NHK)VS山崎努(フジ) 伊武雅刀VS石橋蓮司 内山理名VS池上季実子 京野ことみVS増田恵子、國村隼VS中村敦夫。配役はNHKに軍配があがるか、と。どちらも良い役者さん揃いですが、 NHKでは、未だ明かしていませんが、雲霧の素性、吉五郎が博識の人物となると、面体からすれば、山崎努も石橋蓮司も元々盗賊な風体で、どちらかというと、必殺仕事人のような感じがしてしまいます。その点、中井・伊武コンビの方がピッタリかな、と。また、池上季実子は美し過ぎて、オボコもお嬢様も出来るというより、花魁・芸者・お妾という感じです。NHKの方がお千代は、内山バージョンにしたのか、視聴者のために、可愛い目な女性にたのかと思われます。
フジの12話〜最後は迫力満点です。共に、「最後の」というエピソード名ですが、フジは松屋が最後ではなく、3話かけての丁寧な作り。雲霧と吉五郎の最後のシーン、吉五郎の最期のシーンは壮絶で素晴らしいです。
フジの山崎バージョンはとても人気が高いので、見比べるのは面白いはずです。ナレーションなど色々な面で、少々古臭さはあると思います。時代劇なのでそれはそれでいいのでしょう。また、フジ版はエピソードが長い分、細かい作り。NHKはとても上手にはしょっているのでないでしょうか。そして、NHK版は、明らかに続編を意識しています。、雲霧・吉五郎の素性を明かさず、最後も最後ではないです。続編が出来ればフジ以上に長い作品になると思われ、後半を丁寧に作る予定なのか、と想像したり。ともかく楽しみ。期待しています!
ところで、私は中井貴一に全く興味がありませんでしたが、内山理名を犯すように接吻(キスではなく)するシーンはとても情欲的で真に迫っていました。キスシーンが上手な役者とは思いも寄らず・・意外でした。