アップルソング (一般書)
上戸彩も絶賛のベストセラー「エンキョリレンアイ」の著者、小手鞠るいの作品は、これまで圧倒的に、甘く切ない恋愛小説が多かった。
今回の作品も恋愛が大きな軸となっているのだが、それと同じく大きなテーマは、戦争である。
そう、この作品は、一言で言うなら、愛と死と戦争の物語。
そして、第二次大戦末期からの日本のアメリカの、そして世界の歴史的大事件が、ヒロイン・茉莉江とその恋人や家族の物語とリンクしながら語られる。
これを読むだけで20世紀後半から21世紀にかけての歴史や、戦争とはどういうものか、ということもわかる。
でも、決してお堅い歴史書ではなく、切ない愛の物語なのだ。
まさに“恋愛小説の名手”小手鞠るいならではの、「永遠の0」をはるかに凌駕する傑作!
今回の作品も恋愛が大きな軸となっているのだが、それと同じく大きなテーマは、戦争である。
そう、この作品は、一言で言うなら、愛と死と戦争の物語。
そして、第二次大戦末期からの日本のアメリカの、そして世界の歴史的大事件が、ヒロイン・茉莉江とその恋人や家族の物語とリンクしながら語られる。
これを読むだけで20世紀後半から21世紀にかけての歴史や、戦争とはどういうものか、ということもわかる。
でも、決してお堅い歴史書ではなく、切ない愛の物語なのだ。
まさに“恋愛小説の名手”小手鞠るいならではの、「永遠の0」をはるかに凌駕する傑作!
エンキョリレンアイ (新潮文庫)
本屋での出会いから始まった恋は、すぐに東京とニューヨークをまたぐ遠距離恋愛に。
会いたくても会えない。時差のせいで、声を聞きたくてもなかなか聞けない。
う〜ん、切ない。
これって、遠距離恋愛をしたことのある人もそうでない人も、多かれ少なかれ経験する切なさなのでは?
そしてほんのちょっとしたすれ違いから、2人には別れが。
そしてそして…。
時間が経つことで、過去の恋愛は美しくもなり色褪せもする。
でも、色褪せることによって美しさが増す恋もあるのかもしれない。
そんなことを思いました。
恋の切なさと素晴らしさを活き活きと体験させてくれる、そんな小説でした。
会いたくても会えない。時差のせいで、声を聞きたくてもなかなか聞けない。
う〜ん、切ない。
これって、遠距離恋愛をしたことのある人もそうでない人も、多かれ少なかれ経験する切なさなのでは?
そしてほんのちょっとしたすれ違いから、2人には別れが。
そしてそして…。
時間が経つことで、過去の恋愛は美しくもなり色褪せもする。
でも、色褪せることによって美しさが増す恋もあるのかもしれない。
そんなことを思いました。
恋の切なさと素晴らしさを活き活きと体験させてくれる、そんな小説でした。