サソリの魔女シャウラの陰謀で次々と死武専の生徒が操られ、大混乱に陥るデス・シティ。
シャウラの下僕となっためめを助けるため駆けつけたつぐみとアーニャ。魂を揺さぶる決戦の最終巻。
先行したアニメとほぼ同じ展開ですけど、こちらの方がテンポもまとまりも良い感じ。
ただ、つぐみ・アーニャ・めめの３人の物語として見るとラストのアレはどうなのかな…。

　以下、アニメとの主な相違点。

・移動はほとんどバイクで、空飛ぶハルバードは出てきません
・３人の精神描写で…全裸（ｹﾞﾌﾝｹﾞﾌﾝ）シーンはありません
・めめに解毒剤を飲ませる方法が異なる、個人的にはコミック版の方が良いと思う
・いくら完全に力を合わせたといってもさして強くない３人がラスボス級の魔女を撃破できたのは
　ちょっとご都合主義な感じでしたが、こちらでは一応理由付けが。まあ死武専でこんな騒ぎが
　起こっているのだから「あの人」が出てくるのは当然
・ラストはアニメ同様３人で〆てくれればよかったのに、ちょいと余計なモノが登場

　それでも３人の少女の勇気と友情の物語として素晴らしいファンタジーでした。
作者ももうスピンオフ描く気もなさそうなのでこれで本当に終わりか…。名残惜しい。

原作のソウルイーターの絵が好きなら買って良いと思います。
少しコミカルで動きのある絵がかっこよくて好きです。

特典のドラマＣＤの内容も面白かった。
おまけマンガの充実していて、内容も評価できる

『soul eater（ソウルイーター）』の３巻。

＃０８
デスサイズ＆シュタイン参上！
ということでマカのピンチに颯爽と現れたこの死武専最強のコンビ。デスサイズで攻撃を受け、スキを突いてシュタインが波長を打ち込むという戦闘スタイルにマカは感嘆し、クロナは追いつめられる。そこへ魔女メデューサが現れる。魔女の中でも上位の力のあるメデューサにマカはただ、恐怖するしかない・・。

＃０９
エクスカリバーの伝説の裏でもう一つの話があった。
「ママのことどう思ってるの？」「もちろん愛しているよ」「じゃあなんで浮気するの」「・・・・・・。」せっかくのアピールタイムだってのに（ダメな）パパさんはマカのなにげない疑問に答えられないのであった・・。話をはぐらかすために謎の行動をするデスサイズ・・・もう本当にだめかもね（笑）。

＃１０・＃１１
ブラック☆スターと椿の前後編。
妖刀マサムネ。今回の魂回収のターゲットは椿に関係があるらしい。
村で聞き込みをするが皆からは恨みの声しかない。それはブラック☆スターの過去が原因だった。しかしその重い過去を笑い飛ばしている姿に椿は自分の過去も話そうとする。そんな中で村の少年が豹変する事態が発生する。それはマサムネの魂憑依という心の弱みに付け込む力のせい。なんとか少年を助けるが、単身で椿は妖刀内の精神世界に突入する。対峙する椿とマサムネ。それは因縁を断ち切らんがための刃と刃の戦いの合図であった。
ブラック☆スターはつぶやく「椿、絶対に帰ってこいよ」

１０話と１１話は必見！
待ち続けるブラック☆スターと戦い続ける椿の対比がとても素晴らしい。素晴らしいといえばマカとパパの絶妙な会話がなんともいえない笑いを誘う９話も同じく面白い。オーディオコメンタリーには桑島法子と坂本真綾の２人も参加するので楽しみです。