HAZE(ヘイズ)
前評判と後評価の落差のせいでしょうか、ずいぶん早いうちから叩き売りが始まっていましたが。三千円を切っている状況なら普通のFPSと割り切れば、買いだと思います。
自分的には値段に関係なく楽しめる内容でした。
自分的には値段に関係なく楽しめる内容でした。
ヘイズ/HAZE-Original Long Version [DVD]
面白いけど短か過ぎ!!
心の声の台詞の場面で何度も吹いた(めちゃ必死な形相アップであのマヌケな台詞は反則)
これって半分ギャグですよね?
心の声の台詞の場面で何度も吹いた(めちゃ必死な形相アップであのマヌケな台詞は反則)
これって半分ギャグですよね?
(デバイス)DEVICE Haze2 メガボディバッグ KH/カーキ(DBH-30048KH) [ウェア&シューズ]
色味が写真より大分薄いので要注意
染付け時間短縮しコストを抑えてるかと
なので、多分どのカラー選んでも薄いと思う
ポケット等の止め具が磁石なので直ぐ外れ
付け難い為、ベルクロ付け対応を考えてる。
染付け時間短縮しコストを抑えてるかと
なので、多分どのカラー選んでも薄いと思う
ポケット等の止め具が磁石なので直ぐ外れ
付け難い為、ベルクロ付け対応を考えてる。
The Terror [VHS] [Import]
以下、ホラー映画初心者のレビューであることをお断りしておきます。
19世紀初頭、連隊からはぐれた若き将校(若き日のジャック・ニコルソン)が偶然出会った見目麗しき美女エレイン
(ニコルソンの元嫁サンドラ・ナイト)を追い求め、迷いこんだ古城で遭遇する怪奇と幻想。
その城の主、レッペ男爵(ボロス・カーロフ)にはどこかわけありな様子で、執事と2人で世を忍んで隠遁生活を送っています。
ポランスキーの『マクベス』や『世にも怪奇な物語』第1話にでてくるような海岸線(バルト海)が、雰囲気たっぷりで、
観る者を19世紀の幽玄の異世界へと誘います。陽光まぶしき砂浜、波打ち付ける岩肌。
岩壁にへばりつくようにそそり立つ古城のたたずまい、内部の描写が、これぞゴシック・ホラーといった趣です。
雷鳴、嵐と霧の夜、稲光に浮かぶ古城。なにせ燭台と暖炉の時代。
灯りは隅々まで届かず、城の闇の暗さがこの幽霊譚を盛り上げています。
強大な大広間と石階段、礼拝堂、霊廟、女が化体した怪鳥、降霊の儀式、呪術、悪魔との契約・・。
20年前に亡くなった男爵の愛妻の肖像画。
なんといっても一番の見どころは、『フランケンシュタイン』(1931)『フランンケンシュタインの花嫁』(1935)の「怪物」、
『ミイラ再生』(1932)などで評価をえたボリス・カーロフの芝居です(私は『フランケンシュタイン』しか観ておりません・・)。
貴族然として落ち着いた振る舞いから、恐怖にかられ、また妻を忘れられない悲しみに暮れるレッペを
圧倒的存在感を示して印象的です。特に目つきとセリフ言い回し、歩き方に匠の冴えを見せているように思われます。
風格と威厳がございました。熱烈な支持者がおられるのは充分わかります。
他の解説サイトによりますと『忍者と悪女』(1963、ポーの詩『大鴉』をかなりコーマン流にアレンジした作品の模様)を
撮り終えたコーマンが、ボリス・カーロフの契約がまだ三日残っている事を利用して速攻で撮り上げた作品で
(IMDbレビューによれば4日でカーロフのシーンを撮り、あと数週間で残りを断続的に撮ったという方もいます)、
後のカーロフ主演、ボグダノヴィッチ初監督作『殺人者はライフルを持っている』(1968)の中で重要な役割をはたしているそうです。
本作の製作・監督のロジャー・コーマンが指揮をとっていて、これらの点でも『殺人者はライフルを持っている』は
評価が高く必見といえそうです。ぜひ鑑賞したいと思わされました。これを観た方は本作もぜひ。
低予算、早撮りの名人、多くの映画人を支援したコーマンに触れるスペース、知識がなくなってしまいました。
本作は、他のスタッフや脇役陣も強力です。フランシス・コッポラ(製作補)と
ピーター・ボグダノヴィッチが参加しています(後者はノン・クレジット)。ロケーション・ディレクターとしてモンテ・ヘルマンも。
衣装やスリリングで妖しいロナルド・スタインの音楽も見事でした。サンドラ・ナイトの美しさ、妖艶さも忘れてはなりません。
ニコルソンならずとも幽霊でもいいや、と思わされます。また鍵を握る3人、老婆、グスタフ、執事も思いのほかしっかりした芝居です。
鳥の襲撃、老婆やエレインが〇〇するシーン、ショッキングかつ当時の水準ではなかなかの出来です。
ちょっとしたスペクタクルも一応ございます。原題はThe Terror. 「恐怖」。
恐ろしいというよりどこか心なごむ懐かしさに包まれる1篇。(特に近時の)モダン・ホラーしか観ない方、
整合性、新規性などを求めてしまう方にはお薦めできかねます。
私はハマー・プロもアミカスも観ておらず恐縮ですが、クラシカルな西洋ゴースト・ストーリーが好きな方には大いにお薦めです。
低予算のわりには健闘しております。本商品を検索された方ならOKかと思われます。私は結構楽しめました。
オープニング・クレジットのアニメーション・イラストも懐かしき恐怖絵本のようです。以上、ビギナーの感想でした。
The Terror 1963 U.S. Roger Corman Production
DVD日本版は本サイトでは「クラシック名画シアターVOL5 古城の亡霊+片目のジャック」が販売されています。
実は私が観た本作は別のワンコインDVDで、ここには掲載されていません。
それは1.33:1で 傷等はあまりないですがチラツキや色のにじみが目立つものでしたが、本商品はどうでしょうね。
良い画質であるならば、観るべきところが多い作品でございます。
19世紀初頭、連隊からはぐれた若き将校(若き日のジャック・ニコルソン)が偶然出会った見目麗しき美女エレイン
(ニコルソンの元嫁サンドラ・ナイト)を追い求め、迷いこんだ古城で遭遇する怪奇と幻想。
その城の主、レッペ男爵(ボロス・カーロフ)にはどこかわけありな様子で、執事と2人で世を忍んで隠遁生活を送っています。
ポランスキーの『マクベス』や『世にも怪奇な物語』第1話にでてくるような海岸線(バルト海)が、雰囲気たっぷりで、
観る者を19世紀の幽玄の異世界へと誘います。陽光まぶしき砂浜、波打ち付ける岩肌。
岩壁にへばりつくようにそそり立つ古城のたたずまい、内部の描写が、これぞゴシック・ホラーといった趣です。
雷鳴、嵐と霧の夜、稲光に浮かぶ古城。なにせ燭台と暖炉の時代。
灯りは隅々まで届かず、城の闇の暗さがこの幽霊譚を盛り上げています。
強大な大広間と石階段、礼拝堂、霊廟、女が化体した怪鳥、降霊の儀式、呪術、悪魔との契約・・。
20年前に亡くなった男爵の愛妻の肖像画。
なんといっても一番の見どころは、『フランケンシュタイン』(1931)『フランンケンシュタインの花嫁』(1935)の「怪物」、
『ミイラ再生』(1932)などで評価をえたボリス・カーロフの芝居です(私は『フランケンシュタイン』しか観ておりません・・)。
貴族然として落ち着いた振る舞いから、恐怖にかられ、また妻を忘れられない悲しみに暮れるレッペを
圧倒的存在感を示して印象的です。特に目つきとセリフ言い回し、歩き方に匠の冴えを見せているように思われます。
風格と威厳がございました。熱烈な支持者がおられるのは充分わかります。
他の解説サイトによりますと『忍者と悪女』(1963、ポーの詩『大鴉』をかなりコーマン流にアレンジした作品の模様)を
撮り終えたコーマンが、ボリス・カーロフの契約がまだ三日残っている事を利用して速攻で撮り上げた作品で
(IMDbレビューによれば4日でカーロフのシーンを撮り、あと数週間で残りを断続的に撮ったという方もいます)、
後のカーロフ主演、ボグダノヴィッチ初監督作『殺人者はライフルを持っている』(1968)の中で重要な役割をはたしているそうです。
本作の製作・監督のロジャー・コーマンが指揮をとっていて、これらの点でも『殺人者はライフルを持っている』は
評価が高く必見といえそうです。ぜひ鑑賞したいと思わされました。これを観た方は本作もぜひ。
低予算、早撮りの名人、多くの映画人を支援したコーマンに触れるスペース、知識がなくなってしまいました。
本作は、他のスタッフや脇役陣も強力です。フランシス・コッポラ(製作補)と
ピーター・ボグダノヴィッチが参加しています(後者はノン・クレジット)。ロケーション・ディレクターとしてモンテ・ヘルマンも。
衣装やスリリングで妖しいロナルド・スタインの音楽も見事でした。サンドラ・ナイトの美しさ、妖艶さも忘れてはなりません。
ニコルソンならずとも幽霊でもいいや、と思わされます。また鍵を握る3人、老婆、グスタフ、執事も思いのほかしっかりした芝居です。
鳥の襲撃、老婆やエレインが〇〇するシーン、ショッキングかつ当時の水準ではなかなかの出来です。
ちょっとしたスペクタクルも一応ございます。原題はThe Terror. 「恐怖」。
恐ろしいというよりどこか心なごむ懐かしさに包まれる1篇。(特に近時の)モダン・ホラーしか観ない方、
整合性、新規性などを求めてしまう方にはお薦めできかねます。
私はハマー・プロもアミカスも観ておらず恐縮ですが、クラシカルな西洋ゴースト・ストーリーが好きな方には大いにお薦めです。
低予算のわりには健闘しております。本商品を検索された方ならOKかと思われます。私は結構楽しめました。
オープニング・クレジットのアニメーション・イラストも懐かしき恐怖絵本のようです。以上、ビギナーの感想でした。
The Terror 1963 U.S. Roger Corman Production
DVD日本版は本サイトでは「クラシック名画シアターVOL5 古城の亡霊+片目のジャック」が販売されています。
実は私が観た本作は別のワンコインDVDで、ここには掲載されていません。
それは1.33:1で 傷等はあまりないですがチラツキや色のにじみが目立つものでしたが、本商品はどうでしょうね。
良い画質であるならば、観るべきところが多い作品でございます。