まあ、すごい人がいるもんだ！
09年8月号のGraziaに園田天光光さんの記事が載っていて、
「こんな方がいたのか！」と気になって、読んでみました。

Graziaの記事の内容とかぶる部分も多かったけれど、
すごい、の一言。

本名というこのお名前からすごいし、高校、大学と学ばれ、
国会議員になり、園田直さんの妻になり・・・。

政治に対する志、夫に対する思い、
中国の政治家、日本の政治家の話、
ヨーグルトの話し、肝っ玉の話など
興味深い話がたくさん出てきます。

園田天光光さんの軽めの自叙伝のような内容ですが、
肝っ玉が据わっていて（これが胆力というのでしょうか？）
すがすがしい読後感です。

そうそう。
ここに、中村天風さんが出てきたのにはびっくり。
宇野千代さんを通じて中村天風さんを知りましたが、
園田さんともつながりがあるとは！

そういえば、園田さんと宇野千代さんは政治家と小説家、と方向性は違いますが、
何だか同じように大胆で肝っ玉が据わっていて、
すがすがしさを感じます。

まずは、９３歳と言うお年に乾杯です！いつも人生にへこたれている心が強くなったらいいな〜と思っていたところに出会った本です。９３歳になるまでの人生訓みたいなものですが、戦争で２度死ぬのを逃れた体験は人生を自然に見えないものに感謝しながら生きたら、あんな立派な人になれるんだという事をわからせてもらいました。文章は大きな字で読みやすかったと思います。ヨーグルトを飲み元気に生活されていることも本の内容に書かれており、ブルガリアのヨーグルトの賞をもらっておられるほどヨーグルトを愛飲しておられるそうです。健康の源はヨーグルトにありと言うことです。その他、人生を送る上での教訓を題にして、書かれている本です。へこたれている心が少しましになったようです。へこたれた心をなんとかしようと思っている方は読んでみる価値はあると思います。とにかく９３歳になるまで元気で勢力的に活躍されている著者に乾杯です。