今年の夏の甲子園で優勝した、大阪桐蔭高等学校の吹奏楽部による演奏です。
野球部の活躍はもちろんのことですが、吹奏楽部も毎年、吹奏楽コンクールの全国大会に出場を続ける名門です。
約180名による美しいサウンドには定評がありますが、このアルバムでは美しい中にも青春の熱き想いがたっぷり込められている感じで、アルプススタンドの風景が目に浮かぶようです。
実際に高校野球を応援したことのある人ならわかると思いますが、一生懸命応援をして、最後の一球が放たれてゲームセットで胸がきゅーんとなる感じ、あの感覚が伝わってくる気がします。
また、今年の優勝に貢献した？と噂されている、キダ・タロー作曲の書き下ろし新曲が入っているのも注目です。
個人的にはアルプス一万尺がお気に入りです。

演奏については申し分なし。

吹奏楽ファンはもちろん、１人でも多くの人に聞いて欲しい。
３年連続全国金賞は伊達ではないです。

ただ、最近の大阪桐蔭の定期演奏会はＣＤだけでは伝わらないものがあります。
（実際に、演奏会に行かれた方々はよく御存知だと思いますが・・・）

また、今回のＣＤは色々事情があったのでしょうが、数曲カットしての収録。
そこが実に残念でした。

Blu-ray版を入手されている方は、無理に購入しなくてもよいかもしれません。

大阪桐蔭の強さの秘密が非常に分かりやすく書かれていて次のページに行くのが楽しみでした。
初出場からの桐蔭ファンにはたまらない内容でした。
2弾がでるように桐蔭快進撃期待してます。