SHIORI EXPERIENCE~ジミなわたしとヘンなおじさん~(1) (ビッグガンガンコミックス)
この作者タッグの前作「キッドアイラック!」がそうだったように、、、
今作も読み手の「青春」を、ある人にとっては掻き立て、ある人にとっては思い出させる作品。
ただのロック漫画ではなく、主人公が27歳の教師であることが、僕にとっては感情移入しやすい。
あの日の後悔や、あの日の希望が、現在進行形の高校生の青春と並走していく。
自分の「青春」は終わるのか?終わらないの?もう終わったのか?始まってもいないのか??
余命一年だと知ったら、あなたは何をしますか?と問われているような気さえする。
初めはわかりやすくPOPにユーモアを交えているが、このタッグの作品がそれだけで終わることはないだろう。。。
作品から音楽への愛と、漫画への愛と、青春が伝わる力作!!
今作も読み手の「青春」を、ある人にとっては掻き立て、ある人にとっては思い出させる作品。
ただのロック漫画ではなく、主人公が27歳の教師であることが、僕にとっては感情移入しやすい。
あの日の後悔や、あの日の希望が、現在進行形の高校生の青春と並走していく。
自分の「青春」は終わるのか?終わらないの?もう終わったのか?始まってもいないのか??
余命一年だと知ったら、あなたは何をしますか?と問われているような気さえする。
初めはわかりやすくPOPにユーモアを交えているが、このタッグの作品がそれだけで終わることはないだろう。。。
作品から音楽への愛と、漫画への愛と、青春が伝わる力作!!
キッド アイ ラック! (1) (ヤングガンガンコミックススーパー)
全3巻の総評です。
「ワンパンマン」や「モブサイコ100」で知られるONEさんが
某雑誌で「キッドアイラック」を初めて漫画で泣いた作品と紹介していて、
好みの違いがあっても外れではないだろうと試しに購入してみたところ、これが大当たり!
他のレビュアーの方も触れている通り、切っ掛けとなった冒頭の出来事に眉をしかめたものの、
だからこそ主人公が紆余曲折ありながらも必死に奔走し、
笑いという題材を扱うことも含めて、その結果たどり着くラストのカタルシスが凄い。
「禍福はあざなえる縄のごとし」というように色々な困難があっても
主人公の持ち前の必死さで克服して成長していくという起承転結の構成がしっかりしていて、
知らない間に感情移入してしまうのもこの作品の優れているところで、
板尾創路さんが映画化に動いている一因にもなっているのでしょう。
全3巻で綺麗にまとまっている良作。購入して大正解。
「ワンパンマン」や「モブサイコ100」で知られるONEさんが
某雑誌で「キッドアイラック」を初めて漫画で泣いた作品と紹介していて、
好みの違いがあっても外れではないだろうと試しに購入してみたところ、これが大当たり!
他のレビュアーの方も触れている通り、切っ掛けとなった冒頭の出来事に眉をしかめたものの、
だからこそ主人公が紆余曲折ありながらも必死に奔走し、
笑いという題材を扱うことも含めて、その結果たどり着くラストのカタルシスが凄い。
「禍福はあざなえる縄のごとし」というように色々な困難があっても
主人公の持ち前の必死さで克服して成長していくという起承転結の構成がしっかりしていて、
知らない間に感情移入してしまうのもこの作品の優れているところで、
板尾創路さんが映画化に動いている一因にもなっているのでしょう。
全3巻で綺麗にまとまっている良作。購入して大正解。