ひぐらしのなく頃に 解 -目明し、罪滅し、皆殺し、祭囃し編-[同人PCソフト]
自分は小説(本)からひぐらしを知りましたが、このpc版はまた一味違う「ひぐらしのなく頃に」を楽しめました。
人によっては思うところが違うかもしれませんが、自分には一度プレイしただけでは読み取り切れないほどの教訓と言いますか、当たり前だけど人間としてすごく大事なことだとか、自分にとっては何にも変えられない大切なことを学べたと思っています。
pcノベルゲームはほぼ、他にやったことがないのでわかりませんが、全体的にはちゃちな作りなのかもとは思います。
それでも、実際にやってみてとても新鮮でありましたし、買ってよかったなと思える商品です。
どんな作品でも、そこには製作者の明確なメッセージが盛り込まれていると思います。製作者が創りたい物語、そこに込められたメッセージ。日本のアニメなどのエンターテインメントが決して馬鹿にならない、そんなことをつくづく思い知らされる素晴らしい商品です。
アニメからひぐらしを知った人もぜひ、やってみてください。
人によっては思うところが違うかもしれませんが、自分には一度プレイしただけでは読み取り切れないほどの教訓と言いますか、当たり前だけど人間としてすごく大事なことだとか、自分にとっては何にも変えられない大切なことを学べたと思っています。
pcノベルゲームはほぼ、他にやったことがないのでわかりませんが、全体的にはちゃちな作りなのかもとは思います。
それでも、実際にやってみてとても新鮮でありましたし、買ってよかったなと思える商品です。
どんな作品でも、そこには製作者の明確なメッセージが盛り込まれていると思います。製作者が創りたい物語、そこに込められたメッセージ。日本のアニメなどのエンターテインメントが決して馬鹿にならない、そんなことをつくづく思い知らされる素晴らしい商品です。
アニメからひぐらしを知った人もぜひ、やってみてください。
蜩ノ記 (祥伝社文庫)
久々に、ちょっと良い作品を読んだな、と感じた。
ただ、藤沢周平を読み込んでいる時代小説ファンだと
けっこう辛めの評価になりそう。
悪役である家老とその取り巻きたちの「悪意」がかなり甘めで、
それだけに主人公側の怒りも軽やかになってしまった感じ。
家老側の出世の苦労話とか(一応それも伏線なんだけど)
いろいろ加えすぎた挙句に、ラストが肩透かしだった。
殿さまが真意もキャラも、さっぱり分からない存在になっているのが
面白かった。
だからもっと突き詰めて、徹底的に「庄三郎から見た世界」だけを
書いてくれていたら良かったのになぁと思った。
そうすれば戸田秋谷の真意は読者が憶測するしかなくなる。
それではダメだったのだろうか。
いつもそうだが、直木賞はこの作品に与えられたのではなく、
一連の葉室作品に贈られたということ。
ただ、藤沢周平を読み込んでいる時代小説ファンだと
けっこう辛めの評価になりそう。
悪役である家老とその取り巻きたちの「悪意」がかなり甘めで、
それだけに主人公側の怒りも軽やかになってしまった感じ。
家老側の出世の苦労話とか(一応それも伏線なんだけど)
いろいろ加えすぎた挙句に、ラストが肩透かしだった。
殿さまが真意もキャラも、さっぱり分からない存在になっているのが
面白かった。
だからもっと突き詰めて、徹底的に「庄三郎から見た世界」だけを
書いてくれていたら良かったのになぁと思った。
そうすれば戸田秋谷の真意は読者が憶測するしかなくなる。
それではダメだったのだろうか。
いつもそうだが、直木賞はこの作品に与えられたのではなく、
一連の葉室作品に贈られたということ。
蜩ノ記(ひぐらしのき) Blu-ray(特典DVD付き2枚組)
役所光司演じる戸田秋谷はある理由で10年後に切腹を言い渡された。
10年というのは家譜の編纂を終えるまでの猶予であり、
7年目に編纂の助勢兼目付として遣わされたのが岡田准一演じる庄三郎。
作品はそれから3年後の切腹まで共に過ごすお話です。
中盤から後半にかけてにサスペンスチックなところがあり、
そこで明らかになる事実を真正面から受け止める戸田秋谷の姿は
封建時代の武士そのものでした。
撮影は1ヵ所ではなく日本各地で行ったため、
日本の四季を感じ、10年間の重みも感じることができました。
最近の時代劇だけでなく邦画全体を通して
ここまで感じることはなかなかありません。
今更説明することではありませんが、
今作でも岡田准一絡みの立ち回りが素晴らしく、
居合の道場に弟子入りし、
更にパワーアップしています。
この作品は国内最後のフィルム映画であり、
ラストの冠婚葬祭シーンからの戸田秋谷の後ろ姿は
監督の次の世代へ歴史や伝統は継承しなければならないという
思いのつまった素晴らしいシーンです。
気になるところは、殿中で理由があれど刀を2回も抜くのは
あれはあれでありなのか?と思いました。
おススメです。
10年というのは家譜の編纂を終えるまでの猶予であり、
7年目に編纂の助勢兼目付として遣わされたのが岡田准一演じる庄三郎。
作品はそれから3年後の切腹まで共に過ごすお話です。
中盤から後半にかけてにサスペンスチックなところがあり、
そこで明らかになる事実を真正面から受け止める戸田秋谷の姿は
封建時代の武士そのものでした。
撮影は1ヵ所ではなく日本各地で行ったため、
日本の四季を感じ、10年間の重みも感じることができました。
最近の時代劇だけでなく邦画全体を通して
ここまで感じることはなかなかありません。
今更説明することではありませんが、
今作でも岡田准一絡みの立ち回りが素晴らしく、
居合の道場に弟子入りし、
更にパワーアップしています。
この作品は国内最後のフィルム映画であり、
ラストの冠婚葬祭シーンからの戸田秋谷の後ろ姿は
監督の次の世代へ歴史や伝統は継承しなければならないという
思いのつまった素晴らしいシーンです。
気になるところは、殿中で理由があれど刀を2回も抜くのは
あれはあれでありなのか?と思いました。
おススメです。
ドラマCD ひぐらしのなく頃に 皆殺し編(前編)
前作、罪滅し編からやっと皆殺し編が出ました。
大ボリュームの内容にほぼ満足です。
ただ、町会役員を説き伏せるシーンが大好きなのですがPCゲーム版の音楽と
曲を変えているので、盛り上がりのシーンがイマイチ足りない気がしました。
また声付きはアニメから入ったので、赤坂の声が違うのが辛いところです。
小此木に関しては彼の名前が出てくるまでにドラマCDを聴いておりますので
気にはならなかったのですが。
その違いで☆一つ個人的に引かせて頂きました。
大ボリュームの内容にほぼ満足です。
ただ、町会役員を説き伏せるシーンが大好きなのですがPCゲーム版の音楽と
曲を変えているので、盛り上がりのシーンがイマイチ足りない気がしました。
また声付きはアニメから入ったので、赤坂の声が違うのが辛いところです。
小此木に関しては彼の名前が出てくるまでにドラマCDを聴いておりますので
気にはならなかったのですが。
その違いで☆一つ個人的に引かせて頂きました。