学園物だ、恋愛だ、純愛だとちまちまやっていた時代にこの漫画が現れた。人にはもっと大切な、考えなくてはならないことがある。エコだのが一般に浸透するはるか昔に、こんなにもさらりと環境への意識、善と悪、人間のあつれきなどを全く押し付けがましくなく、ユーモラスな漫画に組み入れていった伸たまき様を私は敬愛しております。今はペンネームを獣木野生と変えており、その名前の由来も変名の理由も知りませんがものすごくメッセージを感じます。世界中の人に読んでほしいと思います。

色も形も良かった。
少しだけ雑な感じわしますが気になりませんでした。

彩木くるみ（深田恭子）は、婚約者上島伸吾（玉木宏）との結婚を間近に控え、寿退職を夢見る平凡な婦警だった。が、ある日、「A級未解決事件特別捜査室」通称A別館への勤務を命じられる。くるみの新たな上司となったのは、天才と名高いが冷徹で傲慢な警視、氷室光三郎（堂本光一）だった。
豪壮な館の地下室に引きこもったまま一歩も外に出ない氷室にリモートされ、くるみは事件解決に奔走することになった。殺人現場に急行させられたり、爆弾犯と対決させられたり、苛酷な任務にキャーキャー泣きわめきながらも健気にがんばるくるみ。若い女の子を顎とケータイでこき使って平然としている、非人間的な氷室だが、彼にはある秘密があった…。
ひさびさに土９らしいドラマが帰ってきた。
荒唐無稽な設定でアニメから抜け出てきたような美男美女＆濃ぃいキャスティングを生かした、脇役までしっかり立ったキャラは、カルトなファンの心をがっちり掴んでしまった。
KONISHIKI、名倉潤、伊武雅刀、大倉孝二、小池栄子（ゲスト）といった異色のキャストの好演と成功は、キャストを変えずにSPを希望する声が高いことからもうかがえる。
ひさうちみちおがゲストとして密かに出演していたりしているのも、一部マニアにはたまらないかも。
星５つとしたいところですが、ファンだからこそ、望むものも大きい。今後の発展を信じて、あえて星４つで推薦させていただきます。

この章のスタートの前に、この物語のその後が分かっているから、
何気ないコマも、感極まります。

デビュー当時に近いシンプルな音楽が戻ったように思う。ありのままの彼女の思いが伝わってきて、心が温かくなる。特に「はじまり」。始まったばかりの頃の恋愛に対する不安やうまくいかないもどかしさが、本当にそのまま書かれていて、涙が出てくるほど。どの曲にも彼女独特の恋愛観が表れていて、相手に対する好きで好きでたまらない気持ちが痛いほど伝わってくる。恋愛をしているあなた、必聴です。