まだ全て読んでおりませんが、わかりやすく解説してあり、重宝しています。苦手意識があったのですが、この本で少し解消できそうです。

ちょっと納期がかかったようでしたが、しっかりしていて作業には都合がいいです。

V字ネックです。
色違いで数枚購入しました。
値段は在庫？色によって多少違いあります。

使用してみた感じは、軽い、ポケットの位置は適切、着やすい。
サイズをぴったりにするとやや動きにくいのかな~とも思いました。
洗濯は、色落ち注意の記載がありましたが、大丈夫でした。

まず，この作者が介護の現場として働いていた「さつき荘」という特養の素晴らしさに思わず「本当にこんなところあるの？！」と叫びたくなる。
私は，介護職のプロではないけれど介護に関連した仕事をたくさんしているのでこれまでさまざまな施設や介護スタッフを見てきたが，この本に書かれた「さつき荘」ほどの現場（スタッフの素晴らしさが目をみはる）をあまり知らない。
この本の中で著者が持論を展開しながら「最幸のエピソードファイル」という形で16ほどのケーススタディを発表されているが，その実話はどれも感動的だ（最高というべきところを，最幸という字をあてているところに著者の意思が伝わってくる）。人間は百人いれば百通りの人生があるわけで，それぞれのお年寄りたちの「個」の人生とどうコミュニケーションを取って向き合っていくかが介護職には問われるわけで，そのために必要なのが「強さ」であり「優しさ」であるという著者の考えには十分納得できる。
著者自身が，プロレスという格闘技のファンであることから「強さ」ということばが使われているのだろうが，「本当に心の優しい人は強い人」とは昔からよく言われる表現だ。
又，「介護はサービス」であり「ビジネス」であり，「マーケティング」が必要と説く著者の言うように，介護職には本当に優秀な人材が必要なのは言うまでもない。「システム」と「人の意識（優しさと強さ）」をうまくかみ合わせていかなければ介護はうまくいかないという著者の「持論」とそれに対する著者自身の「葛藤」は十二分に伝わってくる。これからの社会，介護と無縁でいられる人は一人もいないわけで，現在介護に関わっている人だけでなく全ての人にぜひ一読をお勧めする。「え？介護って本当にこんなナノ？」と驚く人もいれば，「そうそう」と頷く人もいるだろう。「いや，もっとすごい現場たくさんあるよ」という人もいるかもしれない。そうした全ての人にとって一読の価値がある本だと思う。