ジョン・コルトレーンの世界 [DVD]
ジャズを聴くようになったきっかけは、ジョン・コルトレーンの演奏を学生時代聴いたことで、それ以来ジョン・コルトレーンは自分にとって別格の存在。このビデオは、ジョン・コルトレーン全盛期の演奏が堪能でき、特に「マイ・フェバリット・シングス」の演奏は圧巻。エルヴィン・ジョーンズのドラミングも素晴らしく、画像状態の悪さも殆ど気にならない。今回、マーケットプレイスでの対応もよく、廉価で購入できたことも併せて、非常に満足している。ジョン・コルトレーンの信奉者には自信を持ってお奨めできる。
ジョン・コルトレーン・インタヴューズ
コルトレーンのインタビューを集めたもの。彼が何を考えジャズと向き合っていたか。
メンバーへの想いや、曲に込めた想いを知ることは、彼の曲をより深く理解し演奏するためには
必要なことだと思う。読み応えあり。お勧めです。
メンバーへの想いや、曲に込めた想いを知ることは、彼の曲をより深く理解し演奏するためには
必要なことだと思う。読み応えあり。お勧めです。
グレイテスト・ジャズ・シリーズ コルトレーンレガシー [DVD]
ジョン・コルトレーンと一緒に演奏したことのあるジミー・コブ、エルビン・ジョーンズ、レジー・ワークマンのインタビューとライブ映像が交互に収録されています。映像はありませんがジョン・コルトレーンの声も一部聞くことができます。40年近く前に亡くなってしまったジョン・コルトレーンの演奏を観られるだけで感激です。
ジョン・コルトレーン 私は聖者になりたい (P-Vine BOOks)
コルトレーンが1966年に来日した際に発した言葉をサブタイトルに冠した一冊。一部はコルトレーンの自伝、二部はジャズ史から見たコルトレーン評、という二部構成になっている。
著者はニューヨークタイムズに寄稿している批評家。コルトレーンの行動や逸話に関してはほとんど既知のものしか載せていないが、ファンとしての視点でなく、等身大のコルトレーンを周辺人物と共に掘り下げていっている。また音楽的観点からの評論もおもしろい。
コルトレーンはもともと天才ではない。天賦の才能はなく、変人でもなく、繊細でか弱い純粋なサックス奏者である。マイルスのような強靱な哲学はないし、オーネット・コールマンのような実験精神もない。それでも共演者をうならせ、聴衆から神格化される存在になっていく。彼自身は自分と向き合っているだけなのに、世界中の人々を惹きつける何かがある。そのヒントが、本書によって少し解かれているような気がする。
著者はニューヨークタイムズに寄稿している批評家。コルトレーンの行動や逸話に関してはほとんど既知のものしか載せていないが、ファンとしての視点でなく、等身大のコルトレーンを周辺人物と共に掘り下げていっている。また音楽的観点からの評論もおもしろい。
コルトレーンはもともと天才ではない。天賦の才能はなく、変人でもなく、繊細でか弱い純粋なサックス奏者である。マイルスのような強靱な哲学はないし、オーネット・コールマンのような実験精神もない。それでも共演者をうならせ、聴衆から神格化される存在になっていく。彼自身は自分と向き合っているだけなのに、世界中の人々を惹きつける何かがある。そのヒントが、本書によって少し解かれているような気がする。