Evolution Through Revolution
フルアルバムとしては前作「Sound of the Animal Kingdom」以来12年ぶり。再結成後、ツアーやメンバーによるいろいろなサイドプロジェクトへの参加、コンピへの曲提供など、活動はやたら活発だったのに、肝心のアルバムはレコーディングは伝えられてもなかなかリリースされなかったので、「おら!来たあ!」って感じです。
そんなハイテンションで果たして冷静なレビューを書けるかどうか不安ではありますが、書きます。
まず、のっけの「Sugardaddy(いいタイトルだ)」からエンジン全開のグラインドコアです。ケヴィンの怒号もリッチーのブラストもダンの轟音BassもエリックのGも全部ひっくるめて、あのBrutal Truhそのものです。
彼ら、デビュー作「Extreme Conditions Demand Extreme Responses」や2作目の「Need to Control(傑作!)」ぐらいまではデスメタルチックな香りを残していたんですが、前作「Sounds〜」あたりから生粋のノイズ系グラインドコアバンドとして完成され、その辺でデス系のファンの評価は変わった気もしますが、「Sounds」に狂喜した生粋のグラインダーは安心して聴けます。あのグラインドコアを追求しつくしたといっても過言ではない傑作「Sounds〜」の路線、ノイジーで早くて短いあのグラインドコアです。とりあえず、これ聴いて暴れたいという欲求を覚えないグラインダーは一度医者に行くことをオススメします。
個人的には、前作のようなやれることは全部やった的なバラエティさよりも、グラインドコアが本来持つ直情的な面が強調されたアルバムだと私は感じました(長くツアーをしていた成果とも言えます。かつてないほどのLive感があります)、それにしてもこのバンドの持つパワーとオーラは凄すぎる。あと10年は活動できますね!
とりあえず、落ち込んだ時はこれを爆音で聴いてケツを蹴り上げてもらいましょう!
For the Ugly & Unwanted: This Is Grindcore [DVD] [Import]
メインの再結成後のLIVEよりもボーナスの97年のLIVEが超カッケェ!特にリッチのドレッドが懐かしかった。ケヴィンもオヤジっ腹じゃないし(笑)
BURRN ! ( バーン ) 2010年 03月号 [雑誌]
来日直前! AC/DC特集です!
最新インタビューetc はありませんが、
「Live回想」(1981年・初来日公演、1982年・来日公演、1991年・ドニントン、2001年・来日公演)から、
「AC/DCヒストリー & 作品」まで、過去〜現在のAC/DCを、一気に読めます!
そのボリューム。。。なんと、22ページ!です。
他は、
GAMMA RAY (Kai Hansen, 新作「トゥ・ザ・メタル」について)
CREED (Scott Stapp, 新作「Full Circle」について)
WIG WAM (Teeny, Glam, 新作「ノン・ストップ・ロックンロール」について)
ROYAL HUNT (Andre Andersen, 新作「X」について) etc
Live Reportは、 M.S.G., DIR EN GREY, FIREFEST 6 etc
特集は、「スラッシュ・メタル BIG 4」「ブラック・メタル」
クロス・レビューは、先述のGAMMA RAY 「トゥ・ザ・メタル」です。
ド迫力バンド・AC/DCが、これだけあると。。。私には、他の記事がかすんで見えました。(笑)
「BURRN!」というより、「METALLION」的な感じもします。(他バンドのファンの方・ごめんなさいね〜)
そんな中、「お! おお!?」と反応したのは、「Lips (ANVIL)のポスター」!!!
いつの間にか、ANVIL来日決定ですね♪
AC/DC! Live参戦できる人は、絶対に行ってください!
行って後悔することは「無い!」
。。。けど、行かないと「。。。」です。(2001年の私です。数年ぐぜりましたね・笑)
単独公演ですが、「ロックフェス級の濃度を持ったLive」になると思います。