ワイルドアームズザフィフスヴァンガード公式設定資料集
WAシリーズの公式設定資料集を買うのは「F」以来です。それをふまえて参考にしてください。
まず表紙がメインキャラ総出演でなかなかカッコいいです(この表紙イラストのポスター欲しいなあ)中身もイラスト・シナリオ解説・用語集・スタッフインタビューなどは十分満足できる内容でした。ただサブキャラのイラストがやや少ないかな?一方で、背景イラストは充実しています。かなり多いです。
シナリオ解説・スタッフインタビューはなかなか読み応えがあり、WA5のシナリオ、世界観をより深く知りたい人には必読でしょう。
他に面白かったのは「ディーンの鼻こすり」について詳しく考察してるコラム?ですw本編中でも気になっていたので…
あと、レベッカ役で主題歌も歌っている水樹奈々さんのインタビューが6Pあります。主題歌について詳細に語っていて、可愛い写真(レベッカではなく水樹さんのですよ)も掲載されてます。これは水樹さんのファンにはたまらないと思いますが、他の声優さんのインタビューが無いのは残念ですね…メインの6人、せめてディーンとアヴリルの声優さんのコメントだけでも聴きたかったなあ。
「F」の資料集にあったようなDVDも欲しかったですね。
少し不満はありますがWA5のファンなら、コレクターズアイテムとしても読みものとしても買って損をすることは無いと思います。
ワイルドアームズ ザ・フィフスヴァンガード オリジナルスコア Vol.1
ワイルドアームズ5の前半曲半分が収録されたVol.1。今回はワイルドアームズ名物(?)であるなるけさんの曲・・・ではないみたいだけど限り無く近い、というかこれはこれで格好良いです。ただ曲数が半端じゃありません(BGMでCDが全部で6枚って・・・)、本編で1回しか使われていない曲とかゆっくり聴けるのは有難いがファンにとって財布に多大な痛手となるかも・・・まあ、ファンにとったら1のように未完全版が発売されるより遥かに良いし曲自体はとても良いので多少の痛手はへいきへっちゃらです。だが気になるのはボーカル曲、OPはシングルで発売しているので収録されるのはおそらくゲームサイズになると思われるがEDは・・・フルコーラスで収録される事を望みます。
ワイルドアームズ ザ・フィフスヴァンガード オリジナルスコア Vol.2
バトル・ナイトブレイザーはシークレットで入っています。
ゲームエンディングでその存在は明らかになっているので
隠す意味ないですよね。ナインライヴス入手が面倒な人に
お勧め。ライナーノーツにも載っていないため、甲田氏と
上松氏のどちらがアレンジを担当したかすら不明・・・。
あのノリはなるけさん本人じゃないよね。多分。先に発売
されたアレンジCDでも思ったんだけど元が良すぎてアレ
ンジバージョンはどれも原曲超えならず。いろんな人たち
がチャレンジしてるんだけどなるけさんには敵わないなあ。
まあそれはさておき、人気曲間違いなしのフォーカードの
テーマはVOL.1のエルヴィスのテーマ同様、会話シーンか
らバトルへメドレーするように構成されていて2個1で聞く
と最強にカッコいいですね。その分単体で聞くと会話シーン
の方はブツ切りな終わり方をするし何より収録時間が短い!
他のバトル曲は大体2ループしますけどファリドゥーンバトル
で1.2ループくらいかな。ペルセフォネのテーマも大好きなん
だけど前後合わせて3分ないからね。
ワイルドアームズ ザ フィフスヴァンガード
最近のRPGはグラフィックや個性を求めるばかりに「らしさ」が失われる傾向の多い昨今ですが
今回のVはそんな中で輝いて見えますね。
進化はするけど「らしさ」も大事にする。
開発者のこだわりが貫かれているのが感じ取れます。
アウトフィールドの復活は本当に嬉しい!
吹きすさぶ砂風の中を西部劇風BGMに乗って闊歩する感覚はたまりません。まさしく渡り鳥。
ダンジョン内での発砲アクションも凝っていますね。
薬莢が床に転げ落ちる音もリアルですし、弾の選択でマガジンが回転する様も非常にアナログでレトロ感たっぷりです。
戦闘は全作4と大きな差はありませんが、ボスクラス戦でHEX配置が変化するというのが面白いですね。
これのおかげで戦略を考えるのが楽しく、陣取り合戦の面白さがさらに増しているように思います。
そして発売前からの一番の心配要素だったBGMですが、全然問題無いですね。
なるけさんに負けず劣らず、ゲームシーンに良く馴染む素敵な楽曲群。
魂に響きます。
難点を挙げるとすればダンジョンでの謎解きパートでしょうか。
過去作品に比べて随分と簡単になったような気がします。
この辺の良い悪いの基準はプレイヤーによっても変わると思いますので難点というほどでもないのですが…
何はともあれ、今後のアームズシリーズに大変期待が持てる出来になっているのではないでしょうか。
アームズファンの人も、そうでない人にもお勧めします。