スクウェア・エニックス バトル・トラックス Vol.1
当たり前と言えば当たり前だけど、それぞれ別の音源からそのまま収録しているから音圧がバラバラ。
ファミコン、GBの音は小さく聴こえるし、スーファミの音は音数も多く大きく聴こえる。
具体的に言えば、Tr7「聖剣伝説」の音は小さい。
しかし次のTr8「ゴルベーザ四天王とのバトル」は突然でかい音で始まるからびっくりする。
しかし次のTr9「時空の覇者 Sa・Ga3」では、また小さな音量に戻ってしまう。
これは結構気になる。
曲自体はやっぱり良い曲が多い。90年代のスクェアのRPGは本当にレベルが高かったなと思う。
ただ選曲に関しては一部『なんでこのゲームからこの曲?』な所があるけど…。
はっきり言ってただの編集盤だから元の各ゲームのサントラを買った方がいいと思うけど、2100円と多少は安いし、ファイナルファンタジー、Sa・Ga、聖剣伝説、ロマンシング サ・ガ、クロノ・トリガーと黄金時代の曲がまとめて聴けるという点では悪くないと思う。
ミスティッククエスト
この作品にいわゆるゲーム性があるかと聞かれたら、わたしは「?」と言うだろう。ストーリーも直球過ぎるかもしれない。
しかし、FFを散々やってからやると、これがとても面白い。
主人公はとても能動的な人物だ。
歴代のFF主人公が越えてみようと考えもしなかった障害を、いともたやすく飛び越える、ぶった切る。彼を見ていると、胸がすくようだ。
従来型主人公と彼とをいっしょにしていると、最初の謎解きで大変悩む事だろう。
このゲームはラストシーンも、FF主人公…特に、クラウド以来のポリゴン主人公を見慣れた人にとっては、衝撃的なものになる。
ぜひキミの目で確かめてほしい。