カルドセプト サーガ オリジナル・サウンドトラック
サーガは未プレイですが、このサウンドトラックは素晴らしかったです。
4枚組みと重量級なので聞きとおすのは疲れますが、伊藤賢治さんの曲はもちろんそれ以外の方の作品もなかなかよかったです。
カルドセプト セカンド エキスパンション
コンシューマ市場随一の面白さとクオリティの高さで熱狂的なファンを持つ「カルドセプト」シリーズ。本作はドリームキャスト版「カルドセプトセカンド」の強化移植作品にあたる。ボードゲームとカードゲームをミックスした本作は、もはや他作品の追随を許さないほどの完成度を誇っている。
腰を据えて楽しむことが出来るストーリーモードをはじめ、信じられないほど白熱する対戦、秀逸な音楽、サクサクと進む軽快なテンポ、また、前作から新規に大幅追加されたステージとカード、更には新要素のメダルシステム等、どれをとってもぬかりがない作品となっている。加えて、コンピュータが賢いため、一人でのプレイだけでも十分にやりがいがある。
無論、惜しい点はある。DC版「カルドセプトセカンド」で採用されていたオンライン対戦モードが無くなってしまった事だ。しかしそれ以上の残念に思う点は皆無。
TBLに興味がある方もない方も是非一度この楽しさを味わってほしく思う。
カルドセプトセカンドエキスパンション 公式完全ガイド
DCが壊れたのでエキスパンションを購入しましたが、マイナーチェンジの塊で本書のお蔭で随分助かっています。良い点としては、
・DC版とのカード性能比較
・ストーリーモードでのカード入手率についてと推奨マップの記述
・メダル獲得条件と何枚かのメダルの獲得法指南
が上げられます。加藤直之氏によるカバーイラストも魅力的です(カルドセプトイラスト集には無い書き下ろし。加藤氏曰わく、この表紙の「シャラザード」が一番のお気に入りだそうで、素晴らしい出来)。
残念な点としては、ゼネスの紹介等が言葉足らずだったり(DC版では亜神として紹介されていたが単にカルドラの使いにされていたり)しますが、本書で初めてソルタリアの大陸名が分かったりするので、ここは人によりけりかと。
地味にストーリーキャラクターのブック構成が変わっている事にも言及していて助かります。
ALL JAPAN CEPTER'S CUP 2001 カルドセプト セカンド 新しき伝説への道
カルドセプトセカンド(DC版)の全国大会「ALLJAPAN CEPTER'S CUP 2001」の、主に本選大会の模様を解説したDVD。
開発者の鈴木・神宮氏の試合中の解説や観客のざわめき等、格ゲーの大会とはまた一味違う、独特の熱気を感じることができる。
特に決勝戦に関しては詳しい経過が収録されており、映像・解説・演出が合わさった、DVDならではの少々変わった楽しみ方を堪能できる。
…だが、序盤の「大会出場者に密着&インタビュー」の映像は疑問。
(結果的に)某リーグの関係者がほとんどで、しかも何だか内輪ネタのような構成になっている。カルドをオフラインで遊んでいるユーザーにとっては、あまりピンと来ない場面も多いかも知れない。
…羽場A理が自宅で料理とか作ってるんですが、どうなんでしょうかそれ。
また、解説のレベルも「リンカネサプレ後のサプレ使用者のみリバイバル」「(踊る人形での)オーロラコインブック」をテクニックとして取り上げる等、微妙にマニアック。駆け出しのユーザーはついていけるだろうか。
…ネタバレを考慮するとどうしても重箱の隅を突付く様な記述しかできず申し訳ないが、やはりこのDVDはマニアックだ。
純粋に「全国大会の様子が見たい!」という気持ちがあっても、十分に楽しめる人と、楽しめない人で分かれてしまいそうである。両者を分かつ要素が技術的な知識に限らない点に注意してほしい。
カルドセプトDS 公式完全ガイド
CPUセプターのゲーム上での戦略や使用デッキ、
カードの1枚1枚の解説(Eカード含む)、ストーリーモードの攻略、
Wi-Fiの11月配信マップである「JUNCTION」、「S」まで含めたマップの情報や戦い方
カードを使ったコンボやメダル50枚全ての条件、サンプルデッキ(メダルを得るためのデッキもあり)
など、ガイドブックとしては十分な出来になっていると思われます。
個人的にはもうちょいあってもいいと思いましたが、
(得にくいメダルを得る攻略方法とか、元となったPS版カルドセプト エキスパンションとの違いやその時流行ってたデッキとか)
十分な出来でしょう。