ミスト コレクターズ・エディション [DVD]
この映画の原作となるキングの中編小説「霧」を読んだのは、
もうかれこれ20数年前、小生が高校生の砌でした。
私が生まれて初めて読んだキングの小説であり、
現在でもこれが彼の最高傑作であると信じて疑わないほどこの作品が好きです。
で、この「ミスト」なんですが、若干の変更点はあるものの
極めて原作に忠実に作られており、私のような筋金入りのキングファンでも
満足できる出来栄えになっています。
ああ、ダラボンが監督してくれて本当に良かった。
ただ色々賛否両論を巻き起こしているラストに関しては、個人的には×。
実に『らしい』エンディングではあると思うのですが、
原作のかすかな希望を残して終わる終幕がとてもとても好きなもので・・・。
最後にその大好きな原作の幕切れ部分を書かせて頂きます。
ちなみに「スケルトン・クルー(扶桑社ミステリー文庫)」版ではなく、
「闇の展覧会(ハヤカワ文庫)」版からの引用になります。
『これから寝にゆく。その前にまず、息子にキスをして、彼の耳に二つの言葉をささやく。
これから見るかも知れない夢に逆らって。少し似通った響きの二つの言葉を。
そのひとつは希望(ホープ)。』
(矢野浩三郎・訳)
ミスト [DVD]
ある町の中で一つのスーパーマーケットに閉じ込められる
そんな状況下で人々の考えの交差、意見の食い違い、見解の相違
色々な人間性が表に出てくる、といった
人間性での話もありながら、
霧の中に得体の知れないもの存在している、
いかにして生き延びるか、といった
サバイバル的な要素もあり非常に面白かったと思います。
そして何より最後が・・・。
あまりにも・・・。
が、逆に良い映画にしているのではないでしょうか?
ミスト [Blu-ray]
ハッキリ言ってすごい映画です!!!
見終わって速攻でレビューを書いてしまうぐらいすごいです!w
何気なくゲオで借りて見たんですが、のっけから引き込まれます!!
時間を忘れて映画に集中するなんて、子供のころ以来です。
それほどまでに、引き込まれます。
ダントツの面白さです。
しかし・・・二度と見たくない・・・・
見終わった後、本当にそう思います。
ラスト十分前ぐらいまでは、「かならずDVD買おう!!」
とか思っていましたが・・・・
ですが、、本当にかなり面白いので、
パニック映画が好きな方は、ぜひ一度は見て頂きたい作品ではあります。
Decked with Folly (A Special Pennyfoot Hotel Myst)
ペニーフットホテルの本です。
クリスマスシーズン、主人公セシリーにまたまたトラブル。
翻訳の本でもかなりの頻度で出ていたイ○ンが死体で見つかります。(伏字)
このシリーズの本は、トリックが巧妙でも推理や背景が複雑でもないので、本格的なミステリーが読みたい人には向かない作品です。
でも、登場人物に慣れてきている方には楽しめると思います。
セシリーやマデライン他レギュラーメンバーやホテルにも色々変化がありました。名字が変わる等色々です。
過去の本が手に入りにくくなっている中で、これは買いやすかったです。
今手軽に買えるのは最近出た数冊程度です。
変化を追っていきたいのですが、入手しづらくなっているのが残念です。
一身上の都合により...
音楽のことは詳しくわからないのですが、
このアルバムはイイ!と思いました。
胸にきゅんとくるのです。
お侍らしい激しさがあると思えば、
切ないバラードもあり。
自分の語彙のなさがもどかしいのですが……
ライブにいくと、絶対に心奪われると思います!