北斗の拳 プレミアムベスト
聴いていると、どんどん当時の興奮が蘇ってくる。全てが聞き覚えのある曲。
リアルタイムで北斗の拳をかかさず見ていた人間には、たまらない一枚です。
ただし「コンプリート版」とは言えない。
第二部の「二千年の歴史を刻む・・・」のバックの曲が無い。
また、私が最も欲しかった、「北斗の拳」の文字が出る時の
タイトルバックの曲もない。
その点で星一つ減らしました。
大地のうた 《IVC BEST SELECTION》 [DVD]
故黒澤明が推していたという安易な理由で観たのですが、すばらしい映画でした。
これが本当に1955年のインド映画なのかと、見縊っていた自分が恥ずかしくなりました。
黒澤明の映画にも共通する、”時代の風潮”を隠しスパイスとして取り入れており
最後までどっぷりその世界観に浸ることが出来ました。
これだからモノクロ映画はやめられません。
剣嵐の大地 3 (氷と炎の歌 3)
剣嵐の大地第2巻終わりでも一大事件が起きていましたが、今巻はそれさえも冒頭から上回り、驚愕のラスト三連発にエピローグが続きます。
七王国の玉座も王狼たちの戦旗もおもしろかったのですが、それらはまだまだ序幕。剣嵐の大地によって物語が一気に動き出す真のオープニングを迎えたと言ってよいでしょう。最近はこういう生活の様子を書き込んでじっくりと始まるファンタジーは少ないので大歓迎です。最初の方を読んで疲れた人も巻が進むにつれてぐんぐんおもしろくなるので、ちょっと我慢してくださいね^^)。
七王国はどうなっているのか? ジョン、ブランらスターク家の子供たちやティリオン、デーナリスはどのような立場におかれているのか? 原版ではすでに刊行されている次巻が読みたくてたまりません。現在の刊行ペースだとあと二年待たなくてはなりそうですが、それはあまりに酷い仕打ちというもの。今年末にはだしてほしいものです。
剣嵐の大地〈2〉 (氷と炎の歌 3)
翻訳岡部氏の言葉の的確な選択と、会話文の巧みな描き分けが この長編を読ませて眠らせない物語にしている。家人の叱責を受けながら、朝方まで読みきり、朝になってもティリオンの言葉を、登場人物の前途を頭の中で反芻してしまう。
作者マーティン氏は一体どんな人物なのだろうか・・・と、考えずにはいられない。さまざまな人を受け入れ付き合う度量があるのだろうと推測してみたり・・・
人が目を背けてしまう醜さの側面にあるどうしようもない純粋さ、、思わず寄って踏み潰してしまう一瞬の美しさとその裏の残酷さ・・・読んでいる最中は物語に引き込まれて、現実と対象して考えられないが、しばらく後に、ふと自分に置き換えて考えてしまう。
世の中の残酷さも汚物も猥雑も描ききっているのに、中学生のときに読みたかった、と思ってしまう。
きれいはきたない、きたないはきれい、そんな言葉が理解できる気がする。
Traveling Notes
発売からだいぶ経過しましたが、今でも毎日のように聞いています。最初に再生した時、まず1曲目にやられました。しょっぱなから心をうたれてこのアルバムに魅了されました。
捨て曲のない傑作だと思いますが、中でも1曲目の他に6,7曲目も最高ですよ。
今月末にTravelling Notesのライブに行ってくるのですが、今から興奮状態です。絶対に買いの一枚ですよ!