吸血姫美夕 CDシネマI
キャストは美夕のイメージにぴったりです。
漫画しか読んでなかったころはどんな声か気にもしなかったけど、こういう声だったのですね。
あまりにも自然すぎて違和感0です。美夕らしいとしか言いようがないです。
ラヴァの声もいかにもハンサムという感じです。
ラヴァは物語の中ではチート的な強さがあるので
もう少し苦戦してほしかったです。(爪がおれるとか仮面が真っ二つになるとか)
まずプロローグの音楽が素敵です。美夕が歩いてきた永劫の時の流れを感じさせます。
厳しい監視者の運命の一面と音楽のラストにみせる美夕のひとときのやすらぎ。
別売りのすべての巻に挿入されています。
これを聴いていると今回はどんな物語なんだろうといやがおうにも期待が膨らみます。
お話は2話あります。僕は1話目の浜辺で恋人を待つお話が好きです。
ネタバレになるので詳しく書けませんが
毎日、歌いながら待つ悲しい少女。でも実は恋人は?!
少女が浜辺に立つ本当の理由はとても意外なものでした。
僕のお気に入りのセリフは冒頭の美夕の海岸のシーン、
美夕「・・・・海か・・。私、潮の満ち引きを幾つ見てきたんだろう・・」
ジーンときます。
美夕の魅力のひとつが奥の深いセリフとおもいます。
神魔の前に立ちはだかるシーンもかっこよくってお気に入りです、
神魔「(ムシャムシャ)うめえぇ〜恐怖で脅えた人間に優るものはないぜぇ(ムシャムシャ)」
(このシーン、俳優さんの断末魔がとても気合が入っていて少しボリュームを下げないと
ご家族の方がビックリされるかもしれません。効果音も中年オヤジが4.5人で同時に
スイカにかぶりつくようなスゴイ音でした)
神魔「んっ」
(どこからともなく笛の音、美夕登場!)
美夕「そんな食事の仕方、キライだな」
あと、女の子がナンパオトコから逃げるシーンがあるのですが
ステレオ音声で聴くと右側に逃げたり左側に逃げたりするのが
左右のスピーカの音声強弱で表現されていてとてもおもしろいですよ。
1点だけ希望があるとすれば
せっかく美夕が海岸まで来たのでどのようなお洋服を着ていたか説明か
あるいは挿絵があってもよかったとおもいます。
お顔はイメージできましたが洋服はどのようなものをおめしになっているか気になりました。
逆に言えば自分でイメージするのも楽しいかもしれません。
ワンピースの美夕とかカアイイかも。
最後にエピローグはキャストのご紹介です。
みなさん勢ぞろいで、
さっきまで戦っていた神魔も並んで紹介するのでちょっと吹いてしまいます。
人間の闇に潜む神魔を闇に帰す美夕の戦いが中心の本作で
監視者としての美夕の側面が強いお話です。
僕はそういう美夕も好きなので楽しめました。
(予断ですが3巻はちょっとお茶目な美夕も見れます。)
吸血姫美夕 CDシネマII
ラジオ版CD第二弾。このシリーズがテレビ版最終回以後の話だと明確化されるのは、この二巻目に収録されているユィリィのエピソードと最終巻の冷羽とのリターンマッチのエピソードの故である。
今回はユィリィ再登場で、本編から本当に道士として大成長した彼女は、お約束どおりおいしい所をかっさらっていく。相手の神魔の特性がその最大の要因なのだが、美夕ファンには、ちと複雑。
個人的には、収録されているもうひとつの方のエピソードの方がお薦め。
仕事に覇気を無くしていたカメラマンの青年は、撮影に来ていた山中で、偶然ある女性を見かける。
その時、彼女が何気なく零していた「笑顔」に惹かれた彼は、何としてでも被写体としてカメラに収めたいと、もう一度自身の夢への情熱を取り!戡す。だが、当の女性は、どうやってその時の「表情」をしたらいいのか判らず戸惑うばかりだった。そんな彼らの交流を描いたものだが、これがまた切なくてイイ。
鈴木爆発
真剣にバカ・お間抜けに徹底したゲーム、最近ではなかなかお目にかかれない。
今プレイしても、技術者・パズル魂を刺激するメインの爆弾解体もさることながら、スチール写真を多用したストーリー部も斬新。
モデルは緒沢凛(今は極楽・加藤の嫁さん。口惜しや...)、音楽はFantastic Plastic Machine(田中知之)、ヴィジュアル&サウンドもシュールかつハイセンスであった。
自分が社会人になった今、短時間でシンプルに、笑って迷ってクリアして、最後にスッキリにんまり、という感覚こそが今欲しているエンターテインメントの要素であると痛感する。
鈴木爆発のすべてがわかるカイタイファイル
攻略本というか、ゲーム同様不思議な本です。
どうでもいいような資料がいっぱい載ってます(笑)
攻略もしていますが、完全に攻略はしていません。
途中の解体作業に触れているだけど、ラストどちらの配線を切る答えは書いてないです。
あんまり買う必要はなさそうな攻略本。
鈴木爆発ファンならコレクターアイテムとして買ってもいいかも。