高橋祥平 商品

高橋祥平 フリースタイル29 「Hanako」創刊編集長 椎根和の雑誌づくり

鏡明氏によるマガジンハウスの編集者だった椎根和氏へのインタビューがとにかく凄い。黎明期の「アンアン」「オリーブ」や「ポパイ」「平凡パンチ」の裏面史の余りの面白さに興奮する。篠山紀信や十文字美信、坂田栄一朗(リチャード・アヴェドンの助手だったのか!)といった写真家たちの回想、林真理子が佐野元春のゴーストライターを務めた話、伊集院静が文筆家になった経緯、伝説的なアートディレクター堀内誠一のエピソードや横尾忠則との出会いの逸話など、日本の雑誌の歴史に興味があるなら必ず読んだ方がいい。亡くなった後藤健二氏が「リラックス」の取材でヨルダンに行った話には吃驚する。その他、山上たつひこ氏による辰巳ヨシヒロ追悼文、小西康陽氏と斎藤誠氏のサークルの先輩後輩による対談、亀和田武氏の自画自讃ぶりが痛快なエッセイなど読みどころ多数、充実の内容。 フリースタイル29 「Hanako」創刊編集長 椎根和の雑誌づくり 関連情報

高橋祥平 青春H2 超・悪人 [DVD]

まず最初のレイプシーンが掴みとして完璧。「すいません、コンドームつけてもらっていいですか?」と哀願する被害者に対して「なに言ってんねんコラァ!ナマでするに決まってるやろ」と激高するレイプ犯。これは究極の愛の物語だ。107人をレイプする連続強姦魔とワキガでいい年して処女の女性が互いを共有して最終的に愛しあう。暴力、悪意、性欲、悲哀すべてが詰まっているモキュメンタリー。 青春H2 超・悪人 [DVD] 関連情報

高橋祥平 別冊映画秘宝 ゾンビ映画大マガジン (洋泉社MOOK)

ページ数は少ないが映画監督のインタビューが一番面白く読めた。ゾンビ映画のレビューは大抵がダメ出し。実際ストーリーを読むだけでも微妙な作品が多いように思える。ちょっぴりだが映画以外の漫画、小説、ゲームにも触れている。コリン、吸血少女対少女フランケンが観てみたくなった。映画レビューはかなりのボリュームなのでそれを読むだけでも暇つぶしになる。 別冊映画秘宝 ゾンビ映画大マガジン (洋泉社MOOK) 関連情報




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