同・級・生 (小学館文庫)
大学の同級生・恋人が社会に出てその後どうなってゆくのか、を描いています。これが、かなり身に積まされるエピソードばかりで、思わず自分を投射してしまいます。学生時代の甘ったるい日々や青っぽい正義感が、有無を言わせぬ組織の掟に従って、自分自身も変わってゆきそうになるのですが、どうしても甘く切ない学生の頃を引きずってしまう。それは幻にしか過ぎないのですが・・・。恋愛をテーマにした作品をお探しの方にはお勧めです。漫画なんか、とお思いの方には是非読んでもらいたいと思います。
GLORIA
ZIGGYさんの代表曲にふさわしい1曲だと思います。どことなくメロウな曲だけどみんなで歌えるのが不思議な魅力。
裏ジャケットのケバいルックスと曲のアンバランスさがなぜかいい。
ベースソロ最高。聴いた事のない方はぜひ聴いていただきたい。
同級生 [DVD]
これほどイマドキの高校生の「初恋」の甘さ切なさを、丁寧に映像化した映画はないんじゃないでしょうか?
確かに好きになった相手が同性だったので緊張感が倍増するでしょうが、
映画の中に出てくる国語(英語)の授業「ロミオとジュリエット」のように、
初恋は秘められたものだからこそ、嬉しくも美しくも、そして哀しくもあるのです!
これだけは、どんなに便利な世の中になったって変わらない!
ありのままの自分(ゲイ)を受け入れて欲しいと願う主人公の男の子と、
常識を打ち破れなかった主席の3年生・・・どちらにも共感できてしまいました。
主人公の同級生の女の子たちも、隣りのリンダ姐さんもすごくいい味出してますよ。
オススメです。
同級生 (EDGE COMIX)
色々なところでの高評価は既に耳にしていましたが、
正直なところ絵柄があまり好みではなかったので読むか否か迷いながら日々は流れ、
最近縁あって読むことができました…
想像以上に良い作品でした!!!
ページをめくる度に、
自分の心の中にもあったはず、でもいつの間にか忘れてしまっていたとても大切なものを、
1つずつ1つずつ丁寧に丁寧に紐解いてくれるような…そんな感じがしてきます。
そして、純粋に人を想うことがどんなに素敵なことなのかを思い出させてくれました。
本当に読んで良かったと思える数少ない1冊です。
何度読んでも…というか読み返せば読み返すほど、ふたりの気持ちが心に染みて…
また読みたくなります(笑)
絵柄云々で判断を誤らなくて良かったと心底思いました。
大切な出会いを自ら潰してしまうところでした。
心から出会いに感謝!!そして、
素敵な作品を世に出してくれた中村先生と出版に携わった総ての人に感謝します。