For A Fistful Of Dollars
2005年、SOUL DOCTORの3rdアルバムです。
2ndの気分爽快RN'R路線は、そのままにして、
アレンジ・演奏の彩が、より多彩になっています。
スライド・ギター、ワウ・ギター、ホーン系、ハーモニカなどなど、様々な音が聴けます。
横ノリ系RN'Rや、ちょっとファンキーな色合いも出てます。
そして、バラードではTommy Heartの「絶品Vocal」を堪能。。。と、おいしいアルバムです。
また、日本盤ボーナストラックでは、LED ZEPPELINのカバーをやってます。
メドレー形式で「Rock N' Roll → Heartbreaker → Rock N' Roll」
これがまた、「絶品!絶品!」です!
1st, 2ndと聴いてきた人には、是非とも聴いていただきたいアルバムです。
ソウル・ドクター
2001年、SOUL DOCTORの1stアルバムです。
Tommy Heartの「ロックバンドは、Liveをやってこそ!」という考えに対して、
FAIR WARNINGを取り巻く状況は、Liveが少なく、スタジオバンドのようになっていき、
結局、Tommy Heartは、FAIR WARNINGを脱退するわけです。
そして、SOUL DOCTOR結成です。
メンバーは、
Tommy Heart (Vo, FAIR WARNING), Chris Lyne (G), J.D. (B, BONFIRE), Zacky (Dr)の4人です。
曲については、王道「正統派ハードロック」をベースに、キャッチーなメロディを散りばめた感じです。
Tommyの歌唱も、いつもと変わらずエモーショナル、ソウルフル!
伸びのある声やバラードでの表現力は、「さすが!」です。
サウンド面では、「Live重視」の姿勢で、凝ったアレンジetcの装飾は、少なくなっています。
ただ、FAIR WARNINGと正統派HRとの中間的ポジションのような感じがして、ちょっと中途半端な感じがします。
このバンドで、その声、その節回しをされても。。。FAIR WARNINGの亡霊?。。。という具合でして。。。(ここで「☆-1」です)
歌の上手い正統派HRバンドが好きな人にオススメです。
(なんとなく、「ドイツ版・THUNDER」って感じがします。)