Excellent Italian Greyhound (TG303CD)
楽器単体の録り音にこだわり過ぎて
バンドとしての生々しさが損なわれてしまってる気がする
鋭くないというか緊張感に欠ける
それに音質のいいデモテープ止まりの未完製さ
正直???だらけだ
それでもしっかり通して聴いてしまうのは
何故だわからんが
shellac未体験者には薦められんものの、個人的にはありかもなぁ
と思ったりもする
Greyhound
こういうキリコも悪くはない
ただトラックが全てオールドファッションによるものだから少し聞き飽きするかな
次のアルバムは一転して1stみたいな感じになってほしいなって思ってるけどそんなことないんだろうなぁ
SOFT TARGETS
誰ひとりとして、こんなにも輝かんばかりで、且つロックの醍醐味が凝縮されていて今にもはみ出しそうな……、いや、もう疾うに沸騰して溢れてしまい、色とりどりに周囲を汚してしまっているバンド(あくまでも個人的な意見ですが)のレヴューを書きつらねていないなんて、少し信じがたき状況だと思い、書かせていただいた次第です。 とにかくマーズヴォルタ以来でしょうか、身体中にぞくぞくと電流のごときものが走り、心臓を一つかみされたと言いましょうか。 あと個人的には珍しいことなんですが、サウンドの衝撃よりも先に、声にやられてしまいました。 楽曲は、好みが分かれると思います。ですが、古いものからきっちりと幅広い音楽を聴いているからこそ演奏でき得る魅力あるパフォーマンスが、 あたかもそこに浮かんで見えてくる凄まじいまでの力量は、充分備えているように思います。