PDのプロローグがムービーで語られ原点を知るにはちょうどよい作品です。
部隊の編成やユニットの移動の仕方、バトルの模様などクラシカルに感じました。
PD5Xがサクサク動いていたパソコンでも、このPD1は重く感じたので、それなりの
スペックがパソコンに必要です。
復刻版サウンドトラックはPDらしいなじみのサウンドでした。
ファン向けのゲームです。
POWER DoLLS2 Complete BOX
PD2はターン制戦術シミュレーション の一つの完成型だと思います。 味方にも敵にも索敵機がおり、特定の範囲攻撃武器を除いて索敵範囲外への攻撃が不可能。如何に敵より早く相手の索敵機を潰せるかが明暗を分けます。 このシンプルなセオリーが難易度を絶妙にしており、CPUもこちらの索敵機を見つけると容赦なくミサイルの雨を降らせてきます。緊張感たっぷりです。 というわけで、敵に対して地理的に有利な位置を占めるか、ということが重要になり、作戦立案段階での思案のしどころとなります。 どんな方法で、どの方角から作戦エリアに侵入し、目的を完遂するか、そのために必要な装備は等々、様々なことを考えて細部まで設定できます。 作戦の目的も、施設爆破や橋の爆破など特殊部隊っぽいものが多く、「敵を全滅させろ」的な非現実的な目標はほぼありません。 と、最高に雰囲気のある設定ですが、画面が古いままなのにこの値段なので星−1です。
POWER DoLLS 1
1〜5までプレイしてきたが、
さすがにパワーローダーが旧型のX3なため予備弾倉も持てず、
2をやってしまった後だと辛い。
ゲーム内容は9801のPD1と同じだが、
難易度が高めのミッションが前半にあるので
挫折した人が多いもの改めて納得。
音楽はすべて新しいアレンジだが、決していいとは思わなかった。
気になったのが、細かいバグ。
メリサ・ラザフォードだけ
撃墜数がすごい数になっていたり、
戦略画面で部隊区分をクリックしてしまうと
ありえない区分になり、その後ゲーム続行不能になったりする。
工画堂のHPを探してみたが、
修正パッチはないらしい。
もう工画堂には修正パッチを開発する余力もないのだろうか。
とても残念だ。
POWER DoLLS 1 サウンドトラック Resonance
最近の騒々しいオーケストラ風のゲームミュージックなどとは程遠い品のある曲が多い。
聴いていて不思議と静かに熱く盛り上がってくる。
ゲームで使用されたFM音源版とMIDI音源版が収められた付属のCDがついてくるので併せて聴いてみて欲しい。
それぞれのアーティストがいかに違和感無く、そして独自にアレンジしているのかが分かると思う。
これらのCDに収録されている楽曲を聴けば最近の日本のゲームミュージックがいかに騒々しいだけか理解できる。
パワードールファンならずともアレンジを施したアーティストのファンであれば必聴ともいえる一品。
パワードール5plusX
ターン制が「2」以来でなつかしい。詰め将棋のような感覚。
「1」「2」をやっていた人には懐かしさ半分で楽しめる。
5パート
連続ミッションで各キャラに、この機体、装備、この役割という、
必ずしも公式設定と同じでは無い、俺設定ができあがる。
顔グラフィックと能力数値ぐらいしか無いのに、後半にはお気に入り
キャラができてしまうのが、パワードールの不思議。
5Xパート
キャラが成長、あるいは愛着がわく前に終わってしまうので
物足りなさが残る。5+X用の新規2本を加えても、5のおまけ。
初めてやる人には「キャライベントが無い」(パイロットは女性だが、
あくまでも作戦メイン)というのが、意外かもしれない。
操作が昔の「2」ほぼそのままなので、攻撃、移動コマンド選択時の
「マウスのクリック回数」「マウスカーソルの移動量」
などが多くてストレスになる。