エレメンツ
彼女がデビューして随分年月が経ちました。往年のソウルファン納得の彼女のアルバムです。日本的感覚は全くなく、泥臭いファンクが渦巻いています。こういうサウンドとグルーブ感のある唱法は正に天下一品。売れ線を狙ったものでなくて、王道ソウルを狙った正に正真正銘のsoulアルバムである。過去の三枚の彼女のCDアルバムの中で最高の出来です。彼女のライブは素晴らしいが、アルバムは今一と思っていた方に勧めます。
アサーティブトレーニングBOOK―I’m OK,You’re OKな人間関係のために
上司や部下にいろいろな事をうまく伝えたいなと思い購入しました。
内容的には当たり前の事が書いてあるのですが、わかりやすい実例やチェックシート
ロールプレイなどが便利です。
自分用にもグループにも使えるので自分でやってみて「これは」という
ワークをグループでやってみると良いと思います。
自分だけがアサーティブになってもあまり意味はないので、布教活動?が肝心かもしれません
RUSH
彼女のサードアルバム。シングルの「エピローグ」「北回帰線」を収録しており、林哲司、筒見京平、呉田軽穂などが参加してます。当時、日本にはR&Bなど馴染みがなく、ニューミュージック全盛。当アルバムも二つの要素が入り交じったアルバムに仕上がっています。本来の彼女の持っている実力が充分発揮されてませんが、ソウルフルなエナジーは感じますよ。また入手困難になると思われるので、今のうちに「買い」です。
ゲームコーディング・コンプリート 一流になるためのゲームプログラミング (Professional game programming)
平山氏により書かれた「ゲームプログラマになる前に覚えておきたい技術」がゲームのプログラミングに特化して書かれた本であるならば、この本はゲーム開発に関わる全ての事項について書かれた本であると言える。
その本の第3版がやっと日本語に翻訳されて出版されたのだから、ゲームプログラマにとっては喜ぶべき事だと思う。
内容についてはC++で書かれており、コーディング全般、ゲームの基本的な形、入力デバイスやUIの扱い、ゲーム内イベント、LUAによるスクリプトサポート、オーディオ、3D描画、物理シミュレーション、ネットワーク、AI、マルチスレッド、デバッグ、ゲームユーティリティ(ここだけC#)と扱っている範囲はゲーム開発全般に渡っていて、内容については申し分がない。
但し、この本は全ての知識を教えてくれる本ではなく、あくまで概略レベルについて書かれた本であるため、DirectXやオーディオファイルのもっと深い知識やこの本で扱っていないフレームワーク、アルゴリズムに関しては別の本を見る必要がある。(Game Programming Gemsシリーズとか)
また、この本の特徴としては商業ゲームを念頭に置いているため、他の本には書かれていないチーム開発やビルド、ソース管理についても書かれていて、まさに今からゲーム会社に就職する人に向いていると思う。(但し世界と日本ではゲーム開発の事情が異なるので全てが通用するというわけではないと思う)
また、この部分こそがこの本がゲーム開発に関わる事全般について書かれていると指摘している所である。
結論として、ゲームをただ作りたいという人には前述の「ゲームプログラマになる前に覚えておきたい技術」をお勧めするが、ゲーム開発について広く知りたいというのであれば、この本をまずお薦めする。