当時は、「ボンは定着して、次の殉職はロッキー」という噂が広まっていましたが、誰のメンバーの変更も無く2年が過ぎ、ついにボンが最後をむかえます。テキサスが殉職した次の日には皆テキサスの最後をまねし、「3発撃たれた、いや4発だろ?」と皆テキサスの話でもちきりでした。でも、ボンが殉職した次の日は、だれもボンが殉職した事すら知りませんでした。もう男子はみんな裏番組のプロレスに移っていたんですね。翌週、テーマ曲が変わったのを聞き、俺の「太陽にほえろ!」が終わって行くのを感じました。スニーカー登場を機に番組からアクションが減って行きます。女性の絡む人情話みたいのが増え、ボスも全く動かなくなって行きます。製作者はマンネリを嫌い苦心しての番組一新だったのでしょうが、正直、男の子には辛い番組になっていきます。正直、この先の売り上げが心配なのですが、いい話も沢山あるので最後まで出して欲しいですね。 太陽にほえろ! 1979 DVD-BOX II 関連情報
太陽にほえろ! 1977 DVD-BOX 2 ボン&ロッキー編 (初回限定生産)
ロッキーが登場してから3カ月。このBOX2では、のちにロッキーの奥さん&マミー刑事になる早瀬婦警が登場します。そして、何といってもスコッチの再登場。あんなにクールで一匹狼だったスコッチが、ロッキーの拳銃恐怖症を何とかしようと自分の弱点を見せる・・・。この一本のためだけでも手に入れる価値アリです。ほかにも警察犬ジュンの活躍、長さんの娘さんの結婚、殿下の妹さんと婚約者の登場、ボス自らが捜査に乗り出す事件など、本当に一つ一つの話が充実していて、見応えがあります。私はボンボン刑事のファンでしたが、彼の成長ぶりもこの時期の見どころだと思います。また、特典映像では、現在のボン(宮内淳)とロッキー(木之元亮)の対談や、二人のオーディオコメンタリー付きの映像も楽しめます。三十年経ってもボン&ロッキーコンビは息がぴったり?でうれしくなりました。 太陽にほえろ! 1977 DVD-BOX 2 ボン&ロッキー編 (初回限定生産) 関連情報
実録犯罪史 恐怖の24時間‾連続殺人鬼 西口彰の最後 [VHS]
ぐいぐい惹き込まれるドラマだった。面白い!筋が通ってる脚本!昭和の時代のレトロな雰囲気もよくでてる。役所広司が迫真の演技をみせる。河原崎長一郎がボランティア熱の父、そして母に丘みつ子。河原崎さんのコメディ的な面白さもあり。これは、今ぽっと放送しても高視聴率だろう。TVドラマでみましたが、今でもふりかえると名作だなと思いますもん。 実録犯罪史 恐怖の24時間‾連続殺人鬼 西口彰の最後 [VHS] 関連情報
初代新人刑事マカロニ・・・その強烈なキャラクターを超える新人刑事は、その後ひとりも登場しなかった。ジーパンもスコッチも確立された個性のまま殉職したが、マカロニほど怒り、突っ走り、泣き叫び、同世代の若者を思いやり、そして仲間を信じ、成長した新人刑事はいない。初めはマカロニを「生意気な新人」だと思った先輩刑事も、その愛らしいキャラクターに惹かれていく。そして・・・やっと刑事らしくなったマカロニの、あまりにも衝撃的な犬死に・・・。ぼそっと愚痴った時など、何度見返してもセリフが聴き取れず、演技がうまいかどうかはわからないが、とにかく感情が思い切り伝わってくる。表情だけで、怒りも、悔しさも、悲しみもすべて伝わってくる。当時は殿下より女性絡みのストーリーも多く、にやけた顔は刑事ではなく、一人の純粋な若者だ。第35話「愛するものの叫び」は、松田優作がテスト出演しているのみならず、ショーケンは共演した女優さんと結婚へ・・・。先輩ベテラン刑事に噛みついた新人も他にはいないだろう。マカロニ編最終話に於いて、ゴリさんの仇を討とうと暴走するマカロニと、冷静さを失くしたマカロニを叱責する山さんとの対立。しかし事件解決後には、何も語らずお互いの信頼を確かめ合う。またジーパン登場後にも、マカロニを殺した犯人をひとり追っていたのも山さんだった。『マカロニを殺したやつ』をもってマカロニの殉職編は完結する。ボスとともに、新しい刑事ドラマの黎明期を確立したマカロニの活躍を多くの人に満喫してほしい。 太陽にほえろ! マカロニ刑事編 DVD-BOXII 関連情報