河童のクゥと夏休み ぬいぐるみ同梱版 限定5,000セット 【完全生産限定版】 [DVD]
物語の始まりは、まだ侍のいた遠い昔、とても悲しいショッキングなシーンから始まります。子供には、刺激が強すぎるのでは?とも思いましたが、物語の進行上で大切な導入部。子供は子供なりに、ちゃんと理解していました。そして現代へと時代は変り、少年は河童と出会うのです。いじめ、道徳マナーのない人、マスコミ、環境破壊、イロイロな問題が盛り込まれています。主人公の少年は、どこにでも居る普通の小学生です。家族も普通の家族です。そんな日常に、河童という非日常の生き物が加わったことで、家族の絆がより一層深まり、少年は少しだけ勇気を持つのです。美しい映像も印象的でした。東久留米市、遠野、そして沖縄。それぞれの「夏の日差しや、匂い」を感じられます。最後にクゥが、沼の龍神様に言った「生きる為の魚を獲ることを、お許しください」に、考えさせられました。同梱のぬいぐるみは、とても可愛くて子供は大喜び、 それを傍らに置いて映画を鑑賞するのも楽しいかもしれません。 河童のクゥと夏休み ぬいぐるみ同梱版 限定5,000セット 【完全生産限定版】 [DVD] 関連情報
河童のクゥと夏休み コレクターズBOX(特別版本編+特典DVDの2枚組)【完全生産限定版】
河童のクゥのお茶目で江戸時代のしゃべり方が何とも愛らしい。河童の実在に世間が大騒ぎする様を見て、すぐに頭をよぎったのはアザラシのタマちゃん騒動。自分も含めて日本人は熱しやすく冷めやすいと言われるが、とても醜く映った。クゥを妖怪,化け物と騒ぐ人間の方がよっぽどそれに近く見える。もう一点、必ず恩には礼を述べるクゥと比べものにならないくらいの人間の非礼。興味を持ったら他人のプライバシーに関係なく、図々しく入り込む。自分本位の人間ばかりの嫌な世の中を実感させられる。 河童のクゥと夏休み コレクターズBOX(特別版本編+特典DVDの2枚組)【完全生産限定版】 関連情報