オーケストラスコア ガーシュウィン キューバ序曲 [スタディ・スコア] ([スタディ・スコア] )
多くの方々がこの「キューバ序曲の"スタディスコア"」が出版されることを望んでいたのではないでしょうか。
ミニチュアスコアではないので音符が見やすいです(A4判)。
ちょっと値段は高めですが、持っておきたい一冊です。
窓の向こうのガーシュウィン
何千冊と本を読んできたが、最近は
彼女の幾つかの作品がとても心に沁みる。
地味な装丁。地味な挿絵。そして地味な展開。
ただストーリーを追って読もうとすれば、その中途半端な終わり方に
疑問符がついてしまう作品である。
しかし本書はストーリーやその構成、伏線の整理を主眼に読んではいけない。
私たちが日常の波に溺れて、見落としてしまっている些細な出来事、
そして感情の揺れが、どれだけ私たちの「生」を実は豊かにしてくれているか
そんな人間らしい幸せに気づかされる作品なのである。
他愛も無い会話、仕事場に充満する匂い、七輪の網焼き、
なんてことは無い風景が、まるで額縁のように切り取られ、
ぱっとその情景が頭に浮かぶ。その風景に佇むとき、私たちは
喜びとともに揺ぎ無い、眩しい希望を抱く。
限りなくビジュアルな、傑作。
ガーシュウィン:作品集
「ラプソディ・イン・ブルー」を聴いてガーシュウィンに興味を持って、
ほかの曲も聴いてみたいなあと思い購入しました。
これだけたくさんの演奏が収録されていて
1500円っていうところがお得ですよね〜。
どの演奏も素晴らしいものでした。
特に印象に残ったのが「ピアノ協奏曲へ調」で、
ジャズとクラシックの要素がミックスされた斬新な印象が際立っていました。
このいろんな要素が混在したアメリカっぽい感じが
ガーシュウィンの音楽の魅力なのかもしれませんね。
のだめオーケストラ CONCERT! [DVD]
ベト7の副題はのだめ、と言えるほどに有名にしてしまったのだめカンタービレ。クラシック音楽の楽しさ、素晴らしさに光を当てた名作。
国内の楽団、若手演奏家に特に注目を集めることになったのは、御承知のとおり。漫画、アニメ、TV、リアルなオーケストラ、はてはレストランまでという現代のメデイアをフルに使って、音楽の素晴らしさを伝えてくれています。
もうすぐ映画、アニメのファイナル編が公開。それに先だって、見直し、聴きなおしてしまいました。
音楽家の皆さんの表情、聴衆の拍手、それぞれから、音楽って素敵だよね、という熱気が感じられます。
お手持ちのCD、DVDを観て、また演奏会に行ってから映画館に足を運ぶと、もっとのだめが楽しめるように思います。
そう、これからまた、楽しい音楽の時間が始まる。
映像の主役たち、音の主役達、そして聴き手の主役たちに拍手しに行こう。
一生懸命っていいなあ。才能ってまぶしいなあ。みんな腕に磨きを懸けているんだろうな、とおもうとワクワクします。
ガーシュウィン:ラプソディ・イン・ブルー
このアルバムを購入したのは2度目で、1度目はもう15年位前だと記憶しております。バーンスタインのピアノは技術も超一流。心の奥底に響き、まるでガーシュイン本人が演奏している様に聞こえます。譜面の読み込みが素晴らしくテンポ感や情感などが直接心に入ってくる様です。特にガーシュインは彼の十八番でもありこのアルバムのトラックが一番完成度が高いと思っております。彼の演奏は譜面が踊りだします! このアルバムは音質もかなり良く、壮大なレンジ幅で楽しめる物だと思います。