冒険エレキテ島(1) (KCデラックス)
本当に良いです。
内容は諸子の書かれている通り。
ただ、内容とは関係ないけど、かなりの不安を感じるのは1巻の終わり方がこのまま終わってもまあそれはそれでも良いかなって思える余韻のある終わり方の事。
続巻・・・・何年後かな、出るんかな?
チャイナさんの憂鬱 The Spirit of Wonder [DVD]
鶴田謙二作品を知ってチャイナさんに辿り着きました。制作年のこともあり、最新のアニメものに比較すると、画の動きの少々の「ぎこちなさ」などはしょうがないと思ってます。作品そのものは、とても気に入りってますので、購入できて良かったと思います。チャイナさんのチャイナドレス姿は最高です。
Spirit of Wonder Vol.1「少年科學倶楽部/チャイナさんの縮小」 [VHS]
当時この作品がアニメ情報番組で取り上げられたとき、プロデューサーの言葉が印象に残っている。
「最近のファンの守備範囲は狭い」みたいなことを言っていた。
それは私もネットを見ていて痛感した。
結局、「買って」もらえるのは「労力や職人気質やこだわり」ではない、ということですね。
でも、理想論としては、そういうのがちゃんと「買って」もらえることだと思う。そうじゃないと、全部「売るための」作品作りしかできなくなってしまうもの。
ただ‥この世紀末のあたりは、きゅうきゅうのなかで作ってたのかもしれないが、今思えば良質ないい作品が多かったと思う。
無責任な要求かもしれないが、もう少しこれを続けられなかったのかなあ、と感じる。
さすらいエマノン(リュウコミックス)
生物の記憶を引き継ぐ少女、エマノンシリーズの第2弾。この卷では人間による自然破壊がテーマの連作です.核、生物兵器、森林開発、海洋汚染などヒトが生きることにより壊れていく地球をそのままにしていいのか?現実的にはヒトが生き続ける限り、この星の生態系は破壊され続け、最後には現存するような生命種は生きてゆけなくなるでしょう。それではヒトはいなくなるべきなのでしょうか?エマノンはその先の未来まで見続けていかねばならない業を背負って旅を続けていくのでしょう。梶尾作品の叙情性と環境問題がうまくマッチした作品だと思います.