The Happy Prince (Penguin Popular Classics)
高貴で悲しい王子様、おっちょこちょいで人のいいツバメ、いかにも俗な市議会委員、その演じわけが素晴らしいです。声だけでこんなに表現できるなんて、信じられないくらいです。特にツバメが、かわいいです。でも、バックにかかる音楽が、少し邪魔なのと、原文と比較すると、ところどころ飛んでいるのが残念でした。
幸福な王子―ワイルド童話全集 (新潮文庫)
子供のころに読んだ『わがままな大男』をもう一度読みたくて探していたのだが、まさか、ワイルドの作だったとは。驚いた。ワイルドといえば『サロメ』『ドリアン・グレイの肖像』など背徳的でありながら美しい、といった作品ばかりをかいているのだと思っていたからだ。
この本のなかでは『幸福は王子』『わがままな大男』『ナイチンゲールとバラの花』などが傑作といえると思う。中にはちょっと纏まりのない作品も入っているが。
それにしても、『サロメ』の作者とこの優しい童話の作者が同一人物とは。
奥が深い。
どこかで聴いたクラシック クラシック・ベスト101
クラッシックが大好きという私と同じ方には、聴き入るほどではなくBGMとして流すには良い作品です。今、いろいろなクラッシックベストが出ていますが、その中で初心者にはこのアルバムはいい?と思いました。だから、友達からラフマニノフが聴きたいと言われ、突然ラフマニノフの世界へ入るのには…寝られても困ると思い、オムニバスCDを探しました。そこで、知っている曲がほとんどでラフマニノフもショートカットしていないこのCDをプレゼントし、自分も買いました。癒しのクラッシックとしてはお勧めできます。
幸福の王子
お願いです。朝から読まないでくださいね。
ましてや通勤前や通学前。
こんな悲しいお話ってある?読めません。涙でページへなります。
どうしてこんなに悲しいお話なの?って思うのは文体にあり。
たんたんと客観的に書かれてるから。
悪いのは誰?王子。あんた悪者だよ。ツバメさん可愛そうよ。
でも、ツバメさん、あなたも俗っぽいからこんな事態になっちゃったのよ。
でもでも、読んでほしいけど、読んでほしくない。
サクラ大戦 第三期ドラマCDシリーズ Vol.3 幸福の王子~春風の恋歌~
「サクラ」はドタバタが多い。でも、そこがいいんです!ちゃんとキャラクター一人一人が良い味だしていて、「サクラ」ファンなら笑えることまちがいなしです。そして、帝国歌劇団ならではの悲劇をハッピーエンドに変えてしまうっていうのがすごく新鮮ですよ!伊倉一恵さんと高乃麗さんが歌う「春風の恋歌」はドタバタ劇とは対照的に癒し系の曲で、とても綺麗です。そして、特に、レニ好き、マリア好きのみなさんは一度聞いても損はありません!文句なく星5つです!