Are You Ready [DVD] [Import]
タイトルはアーユーレディ?となっていますが、海賊盤でお馴染みの諸事情でお蔵入りになった?スノーウィーホワイト時代のロックパラスト81 ジャーマニーと同じ内容です。
しかし、81年までのベスト選曲ですし、音も海賊盤に比べて若干向上、私に届いた物はリュージョンオールでした。
ただ残念なのは、当時カメラ技術では大音量に負けて横スジノイズが入る事。
という訳で星三つにしました。
Vagabonds of the Western World
Eric Bell在籍時、最後にして最高傑作アルバム!“Whisky In The Jar”のヒットにより(カヴァーですが)ソングライティングの魔力に取り付かれたのか、数々の名曲を増産しています。このアルバムでのPhilのヴォーカルは、まさに“ストーリーテラー”そのものだし、バンドサウンドだって以前のモコモコした“アイルランドの田舎っぺ”から、まるっきり違うバンドと見まがう程、垢抜けたメジャーなサウンドへと変化しています。そして、このEric Bellと言う人は、(聴いた限りでは)トラッド、ブルース、ラテンなど幅広いジャンルに裏付けされた、ユニークかつ合理的なフレーズを弾く人で、初期Lizzyサウンドには無くてはならない重要な役割を果たしています。それを考えると、この第一期のキーマン(LizzyのイニシアチブはPhilが取っていたものの)は、Eric以外の何者でも無かった様に思います。しかしその後、貧困に耐えかねたEricはツアーの途中でバンドを去り、残されたPhilとDownyさんの二人だけで何ステージかこなし(あんたらルインズか!)、Deccaとの契約を終えるのですが、その後のVertigoに移籍してからの快進撃を思うと、Deccaの選択は、ただ々「惜しいことをしたねー!」としか言い様が無いでしょう!
Best of Thin Lizzy: With Notes & Tablature
以下のThin Lizzyの代表曲を収録したギタースコア(タブ譜付き)です。現在入手可能な彼らのスコアの中でベストな内容です。
Are You Ready, Bad Reputation, The Boys Are Back In Town, Vhina Town, Cowboy Song, Dancing In The Moonlight, Do Anything You Want To, Don't Believe A Word, Jail Break, Killer On The Loose, Sarah, Thunder And Lightning, Waiting For An Alibi, Warriors, Whiskey In The Jar
127時間 ブルーレイ&DVDセット (初回生産限定) [Blu-ray]
※ネタバレあり
出だしから、軽快な音楽とカット割り、演出方法、まさしくダニー・ボイル!
のっけからグイグイ引っ張られます。
こういう映画を観ると、出だしがいい映画って、最後までいいんだよな〜とつくづく感じます。
フランコ演じるアーロンの描き方も、冒頭の数分で彼の人柄がわかるほど。巧い演出!
ブルージョン・キャニオンの美しいことといったら!
死ぬまでに一度は行ってみたい!!と感じさせるほど。
この冒頭の楽しくて美しいシーンがあるからこそ、後半の壮絶なシーンが生きてくるんだなと。
そして腕が挟まるシーン。
岩に腕が挟まったときの、「あれ?」というフランコの表情。
最初は楽観的にとらえていて、徐々に焦りと怒り⇒希望⇒孤独⇒絶望と追い込まれていく。
でも、一貫して貫き通すのは、「諦めない」こと。
人間、こんなに生きることに執着できるものなんですね。
リアルに描かれていることも話題になっていましたが、
私は特に、暗闇のシーンが印象的でした。
最初は抜け出すことに必死で何も感じていなかったけど、
徐々に飲み物や食べ物がなくなって絶望的になってから、
暗闇に恐怖を感じだすところが、たしかにこういうものなのかもしれないな、と納得。
問題の腕を切断するシーン。
思った以上に患部や切断最中のシーンを見せます。
これにはさすがに直視できなかった……心臓が苦しくなりました。
グロが苦手な人は耐えられないんじゃないでしょうか。。
でも、ここで頑張って見続けたからこそ、ラストのプールで泳ぐシーンと
家族に迎えられるシーンが感動をよびます。
そして最後の最後。
実在のアーロン・ラルストンが映ります。
姿と表情が全てを物語っていました。
とにかく、ジェームズ・フランコはすごい役者だ〜〜〜!
彼にアカデミー賞をあげたかった〜〜〜。。。
Chinatown: Deluxe Edition
「Renegade」とともにシン・リジー低迷期のアルバムとして知られる本作ですが、ファンなら十分楽しめます。わりに綺麗なサウンドになってしまった「Renegade」と比べて、このアルバムはギターサウンドがざらついていて、特にブギー調のハードロックのタイトルトラックなどはかなり良い感じ。また、甘いメロディのポップソング「Sweetheart」もとても良いです。斯樣に、前半はかなり良い。ただ、後半が駄曲だらけなのが欠点。でもまあ、ファンなら許せる範囲。ぼくはファンなのでかなりオマケして4ツ星。普通に考えたら3ツ星かな。ジャケが良い。