そもそもこのページに来たのは「もう一枚手に入るようなら」と思ったからで、やっぱり在庫無かったんだけど、じゃあレビュー書く意味あるのかなと思いつつ、『魔法陣グルグル』の劇場版、その主題歌となった『金のトビラ』。作詞作曲から編曲(と、記憶によればたしか演奏の一部)までを原作者・衛藤ヒロユキ氏が手がけた曲だ。ストーリー性のある歌詞にマンガの主人公たちが浮かぶ。リズミカルな音楽にわくわくする。しかし途中からそれが変わる。切なげな高音に胸を突かれ、かと思えば楽しげな展開。最後には今までの感覚が相まって、なつかしさが呼び起こされる。聴き終えると、サビがずっと残っている。遠い異国の物語を聞く感覚。衛藤氏の表現力が惜しげもなく使われた良作だと思う。そんなわけで、原作コミックスともどもおすすめです。 金のトビラ 関連情報
魔法陣グルグル2 (1) (ガンガンコミックスONLINE)
10年ぶりの続編となり、ニケとククリがまた旅立ちます。魔王を倒しに行くわけですが、前作の魔王ギリの復活とかでは無いようです。ギャグのキレは更に冴え渡り、ファンタジーの盛り上がりのツボを的確にハズして笑いに変えてくれます。ククリが再びグルグルを使えるようになった理由が『勉強がイヤすぎて』だし、最初の敵が『パンチラドラゴン』だし………懐かしい面々との再会もあります。キタの町のザザは更に取り返しのつかない中二病少年に。トマはあんなに偉くなったのに………この本の圧巻はキタの町に魔王の手下が攻めてくる所で、勇者が出まかせで言った屈辱的な魔王の名前が手下の誇りを傷つけ、結果それが撃退につながると言う展開です。ここは本当に笑えます。巻末おまけマンガでは、今は亡き大スター、くどいカオのネコの名前が載っています。現在はまた二匹のネコがいて楽しくお暮らしのようです。 魔法陣グルグル2 (1) (ガンガンコミックスONLINE) 関連情報
この人らしく、絵も可愛いですし、めちゃくちゃなギャグマンガで良かったです。 週刊わたしのキモいペット 関連情報
前巻で魔王に月を奪われた勇者一行ですが、そんな状況にめげる事なく新展開です。最強グルグル「かみさまのもよう」に関するお話しがメインの本巻ですが、前巻から参戦の魔法使いデキルコのキャラが立ってきたり(登場初期と違い個性溢れるキャラになりました)、伝説のグルグル使いチカチカの導きを受けたりと、物語自体は停滞する事なくサクサクと進んで行きます。本巻最後のお話しで、魔王がとんでも発言をしますが、果たして勇者ニケはどうなるのか?この一冊で、様々な伏線が張り巡らされたように感じましたので、今後の物語展開が楽しみでならないです♪ 魔法陣グルグル2(4) (ガンガンコミックスONLINE) 関連情報