ジキルとハイド 商品

ジキルとハイド ジーキル博士とハイド氏 (光文社古典新訳文庫)

有名な話なので、どこかで映画か何かの場面をちらっと見たぐらいで、読まなくても知っているつもりでいました。でも、読んでみると予想と違っててすごく面白い。古い小説で有名なものは、「当時は受けたんだろうけど、今はどこが受けたのかもわからないや」というものもありますが、これは当時の新しさはこの辺にあったのではないかという輝きがまだちゃんと光っています。ジーキル博士が薬を飲んだ理由も、私が勘違いしていた陳腐な恋愛関係ではなく、良心というものは何者で、どこまで力を発揮するのかという根源的な問題だと思います。Dr. Jekyll and Mr. Holmesというパロディが読みたくて、予習のつもりで読んだのですが、これだけでも大満足です。薄い割に中身は濃いです。何度も読み返したくなる本です。 ジーキル博士とハイド氏 (光文社古典新訳文庫) 関連情報

ジキルとハイド Oxford Bookworms Library 4 Dr Jekyll & Mr Hyde 3/E

Oxford Bookworms LibraryシリーズのStage 4(1,400語レベル)語数 12,520           YL 3.9イギリスの作家Robert Louis Stevensonによって書かれ、1886年に刊行されたこの原書は、精神医学で現在でも用いられることもある「ジキル」と「ハイド」の語源にもなった、非常に影響力の強い本である。日本でも『ジキル博士とハイド氏』の邦題で、広く読まれているこの作品を、1,400語レベルの英語でリトールド(簡易化)したものである。資産家で名声のあるDr Jekyllが、古くからの友人である弁護士のMrUttersonに遺言を託した。その遺言には、「Dr Jekyllの遺産の全てをMr Hydeに譲る」という目を疑う内容が書かれていた。というのも、Mr Hydeとは、醜くて冷徹で蛮行を繰り返し、忌み嫌われる存在で有名な男性だったからである。そしてある夜のこと。道端で、突然激高したMr Hydeが、Sir Carewという紳士を、持っていた杖で殴り殺してしまう事件が起こった。警察はMr Hydeを容疑者として居場所を突き止めようとするが、なかなか手がかりが見つからなかった。ただ、犯行に使われた杖は、2つに割れ、そのうちの片方の杖が現場に残っていたが、その杖とは実はMr Uttersonが以前Dr Jekyllにあげたものだったのだ…。そんな中、Mr UttersonがDr Jekyllの家に行くと、いくつか不思議なことが見受けられた。まず、Dr Jekyllはすっかり疲れきってしまっている様子が窺えること、そして、Mr HydeがDr Jekyllに宛てた手紙には消印がなく、その筆跡はDr Jekyllのものと類似していたことも分かった…。ますます嫌な予感がするMr Uttersonは、友人のDr Jekyllのためにも事件の真相を追っていくが、友人であるDr Lanyonが、次第に憔悴していき、奇妙な遺書を残して死去する…。そして、Dr JekyllとMr Hydeの関係が、次第に明らかになっていく…。誰もが心の中に持っている小さな悪意。その悪意だけ取り出されたとしたら…。世界的な名作の一つを、比較的簡単に書き直された英語でどうぞ。 Oxford Bookworms Library 4 Dr Jekyll & Mr Hyde 3/E 関連情報

ジキルとハイド ジキルとハイド (新潮文庫)

善と悪の人格、変身と悲劇というアイデアは後世に大きな影響を残したのだろう。ただ、この作品を小説として読む限り、荒唐無稽すぎて面白さを感じない。心理学的にであれ象徴的にであれ、あれこれと解釈するのは有意義かもしれないがそれは文章を読む楽しみではないように思う。というわけで、本書の歴史的意義は横に置き、小説として評価して★3つ。翻訳は良好★5つで、これはあくまで内容の評価です。筋書きも恐怖の表現も心理描写も、フランケンシュタインのほうが格段に上。ちなみに、実直な人生を送ってきたインテリが、中年になってとつじょ人生の危機に直面し、なれない悪事に手を出して破滅するという物語にも読める。社会的立場のある会社の重役が電車で痴漢してみたり、それまで研究にしか興味のなかった謹厳実直な大学教授が女子学生に手を出して免職になったり、というのは人生あるある。 ジキルとハイド (新潮文庫) 関連情報

ジキルとハイド ジキル・トゥ・ハイド~マスターベーション

高校の時にコピーバンドやっていました。懐かしくて、弾きたくなり買っちゃいました。やっぱりいいですね! ジキル・トゥ・ハイド~マスターベーション 関連情報

ジキルとハイド Jekyll & Hyde: The Musical (1997 Original Broadway Cast)

 アメリカ製のミュージカルとは思えないほど、暗くて救いのないダークな力強さに溢れたミュージカルです。 1人でジキル博士とハイド氏を歌い分けるラストのソロ「対決」は感動ものです。 日本版を見ましたが、やはりブロードウエイ版のほうが上手いですね。ストーリの展開が日本版とブロードウエイ版では少し違っているので、ブロードウエイ版のビデオを見ると良いと思います。 Jekyll & Hyde: The Musical (1997 Original Broadway Cast) 関連情報




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