ゴーストマスター 日本語版
シムピーが好きで、暴力や血なまぐさいリアル描写は嫌いな自分が
なかなかハマれた作品。日本語体験版が配布されていて、試しに遊んで
みて面白かったので購入。コミカルなゴーストと馬鹿馬鹿しい映画の
パロディが面白く、しかし仲間になるゴーストの開放にはパズル的な
要素もあり、かなり頭を使う。
面をクリアしてもタイムスコア制でスキルポイントが貰えるので妙に
高得点を目指して頑張ってしまう。一面をクリアする時間は謎が順調に
解ければ5分~30分程度なので短い時間でも かなり遊べる。
天使・悪魔・妖精 イラスト大事典 (別冊宝島1631 カルチャー&スポーツ)
天使や悪魔に興味があるものの、あまり細かく専門的に書いてあるのも読みずらいかな、と思っていた時にこの本に出会いました。イラストもきれいで、文章も読みやすいです。ただもう少し種類が多く載っていてもいいのになと思い、☆ひとつマイナスです。入門書、または娯楽書としてはとてもいい本だと思います。
荒俣宏の世界ミステリー遺産 (祥伝社黄金文庫)
2001年に単行本で出たものの文庫化であり、
それなりに情報更新はされているものの、
やはり古臭さは否めない。
こういった類の本に情報の鮮度を求めるのは、
何も私だけではないはずだ。
個人的に楽しめたのは、
やはり第1章のヨーロッパ・中東編。
「リリ・エルベの肖像画」
だけでも一読の価値がある気がする。
この話は有名だが、
あまり書籍にはとり上げられていないので。
「ピルトダウン人の化石」もなかなか面白い。
第2章の日本編も、まあまあの面白さ。
「福来博士の念写写真」は必読。
さすがは荒俣氏の筆力だと感嘆した。
特にこの手の本にありがちだが、
章を重ねるごとにつまらなくなっていく。
そこは残念な点だが、それも本という媒体の運命か。