元IBM取締役,現ベルリッツCEO内永ゆか子氏の書いた本。前半は内永氏の人生経験,後半はIBMにおいて女性をどう活用しているかが綴られている。男性と同じように働く事を目指す女性に読んで欲しい。読んでいて一番印象的だったのは,女性が働いていく上で「馬に乗るんだ」という決意が必要という一文。男性と比べて結婚や出産などといったハードルが多いからこそ,馬に乗る―第一線で仕事をやっていくという覚悟を,早く決めなければいけないというお話でした。上に女性におすすめと書いたけれど,仕事をしていく/リーダーを目指す上で必要なエッセンスも盛り込まれているし,女性から見た男性社会というのも描かれているので,男性の方にも是非読んでもらいたいです。 部下を好きになってください 関連情報
退職前に読みたかったですが、辛いときはこういう類の書籍って開く元気もないんですよね。内永さんは、ご本人の講演も何度か拝聴していますが、尊敬できるビジネスウーマンです。 もっと上手に働きなさい。 関連情報
ビジネス・ゲームやLEAN INを読んだ後に読みましたが、より「日本社会で生き抜くには」という視点で書かれており、共感出来ました。私は幸い、社会人になってから勤務先に恵まれていてあまり働きづらさを感じたことはないです。しかし、多くの女性のキャリア開発について書かれた本に描かれている通り、やはり女性には「社会人」という役割が母、妻の役割に「追加」されているだけの現状が多く周囲の女性は皆ものすごく大変そうです。「もっと上手に」というのは、本当に的を得た表現で、テクニックを駆使して社会の荒波を乗り切るようエールを頂いた気がします。 もっと上手に働きなさい。 関連情報