dulcinea/ドゥルシネア―村治佳織写真集 (ソトコトclassics)
ほんのちょっと邪まな気持ちで見てしまって どうもすいません
もちろんそんな要素は1ミリたりともありません
しかしこの人は美人ですね
ギターを弾いている時の人を寄せ付けないような鋭い様相はkの写真集にはありません
コロコロと表情を変える普段着の村治さんがたくさん納められています
演奏家としての彼女しか知らない人には ぜひこの写真集を見てもらいたい
演奏だけでない彼女の魅力に触れてください
CDでわかるギターの名器と名曲 CD付
ベテランにはあまり目新しい内容はありません。
これからクラシックギターをやろうという方には、バランスの取れた内容はお勧めだと思います。
名器の音の違いまではCDではわかりませんね。(笑;)
わたしの3・11 あの日から始まる今日
2011年3月11日 14時46分
マグニチュード9 という激烈なる大地震、「東日本大震災」が発生した。
この地震をきっかけに、日本中のあらゆるものが変わった。
変化しないものなど、この世には殆ど存在しないのだろうが、この大きな外的要因によって、各個人の本質が否応なく問われる状況となった。
未曾有の大惨事において、自分には何が出来るのか。
そして他の人々は、どう感じ どう行動を取ったのか。
脳研究者の茂木健一郎が編集した、『わたしの3・11』
15名の著名人が、あの日地震をどこで体験し、その後どうしたか。
そして 何を感じ、今後の活動にどう影響を及ぼすのか…
実業家、ジャーナリスト、ライター、芸能人 etc.
発言に影響力を持つ人々の行動を範に、私たち一般人はどんな行動が取れるのか。
いち個人として、震災後の日本にどう貢献できるのか、真剣に考えるきっかけを与えてくれた一冊です。
編者の茂木は、本書の「刊行にあたって」で、こう述べます。
<予断を許さない事態。これからどうなるかわからない。ただ1つ、はっきりとしていることがある。
私たちが手をつなぎ、「連帯」する時がきたということだ。
〜地震は恐ろしい。しかし、つながらないことはもっと恐ろしい。>
人の美しい側面、人の醜い本性。
被災地からのレポートは、勇気付けてくれる半面、どうしようなく飽きれてしまう事象も多々あります。
日本を勇気付ける記事は、賞賛はされるものの売り上げにはつながらない。
凄惨な写真が載っているほうが売り上げは高くなる傾向があるという、商業メディアの現実。
ニュースが報じることは事実でもあり、間違ってはいないという、報道メディアの矛盾。
インターネット、ツイッターに代表される、個人メディアの活躍。
どれもが、人が人に情報を伝える行動であり、その評価を一様に判断することは出来ません…
この「連帯」を求められる事態において、個人の資質が表に出てくるリアルな現実を感じます。
TRES [DVD]
DVDであるからには、CDとは違った何かを求めるのですが、そ
れがギター演奏そのものを見たいのか、演奏者の人となりを知り
たいのか、BGVのような美しさを期待するかはそれぞれかと思い
ます。
このDVDではそれらすべての要素が同等に扱われています。
本人による解説、ヨーロッパの町並み、(美しい)村治さんの
ショット、もちろん素晴らしい演奏など、画的にも音的にも高度
に演出され融合されたDVDです。
この演出が過度、あるいは特定の期待には物足りないと感じ
る方もいるとは思いますが、個人的には曲も映像もギターファン
やクラシックファンのみならず多くの人が楽しめる「綺麗な作品」
に仕上がっていると思います。
CAVATINA
「カヴァティーナ」が聴きたくて、探していたところ、村治さんのこのCDを見つけました。
それ以外の曲目も、本当に美しく、透明感にあふれながら、とても情感豊かに奏でられるギターに、
心がうっとり、よろこびます。すがすがしい日曜日の朝などに聴いたら、なんともいえず、心地良いです。
ぜひ、おすすめします。