細野晴臣と地球の仲間たち~空飛ぶ円盤飛来60周年・夏の音楽祭~ [DVD]
音と映像がずれてしまっているところがあります。
せっかくのお祭りの記録がこんなんだととても残念です。
HAS / YMO DVD ~ HASYMO
でもそういうところがあるようなので、
エイベックスはホント残念です。
FANTASMA
97年に満を持してリリースされたサード・アルバム。このアルバムによってコーネリアスの世界的評価及び、世界進出を決定付けたという点からも彼にとって分岐点となったアルバムである。まあ、前作からこの人の異能振りは嫌というほど思い知らされてきたけど、これはもはや、(色々な意味で)邦人アーティストの作品ではないと思う。というか、フリッパーズ時代からある意味、グローバルな音楽を作り続けてきた鬼才が遂に到達した極地とでもいうべきか?随所で発揮されるトリッキーなアイデア、派手なエフェクト、卓越したセンスなんて古い言葉では片付けられない圧倒的なまでの演出力、楽曲のクオリティーの高さといい海外で絶賛されるのも当然の完成度を持った傑作だと思う。彼の全ディスコグラフィー中最も人気があるのもそれを証明している。全編に溢れる、過剰なまでの音楽に対する愛情とユーモアと遊び心に圧倒される一大感動巨編。
point
4年ぶりのアルバム。期待を裏切らないどころか、想像をはるかに上回りすぎてます!コーネリアスはどこまで進化するのでしょう・・・。音的、記号的、洗練、想像力。聴いていると、頭が真っ白になったあとで、何か色々なものが涌き出てくるような、浄化作用のあとに、乾いた身体を綺麗な水でうるおしてひたひたにしてくれるような・・・。なんか、抽象的なことばかりかいてますが、人によって全くとりかた、感じ方が違う、それだけ幅があって、聴き手に余地を残してくれているアルバムだと思います。聴いたあなただけが得られる感覚、感情、感動があるでしょう。ぜひ聴いてみて下さい。
EUS [VHS]
いわゆるライヴ・ビデオものの概念をことごとく打ち破った問題作。ヨーロッパとアメリカのツアーの模様やオフ・ショット等を繋いだり、ループさせたり、ミックスすることによって作り上げたリミックス盤ならぬリミックス映像作品である。とにかく全編これでもか、これでもかと特殊効果やサイケデリックな色彩感溢れる映像の連続で、一時期流行したドラッグビデオを彷彿とさせる作りである。その過激さ、ハチャメチャさは新作DVD「Five point one」以上のものがある。ファンタズマに溢れていたサンプリング感覚を映像で再現したような趣。いまのところライヴでしかきけない「Ball in kick off」や「E」が正式に収められている唯一の作品でもあるので、まだ未聴の方は絶対必見。とりわけラストの「E」~「Ape shall never kill ape」の圧倒的な高揚感は凄まじい。ボアダムズの「Super seeee!」が好きな方は無条件に気に入る事間違いなし!ちなみにラストにもこれまた彼らしいヘンテコな仕掛けがあるので、最後まで見てみることをオススメします。傑作。