超時空世紀オーガス
確かマクロスの後番組として放送が始まり、キャラクタデザインも一緒で期待に胸膨らませて観た作品です。ただマクロスと比べ物語世界が全然違うので、結局最期まで観ませんでした(ファンタジーは苦手)。でもOPとEDの曲はずっと頭に残っており、ケーシーランキンの特徴のある歌を20数年年振りに聞きたくなり、購入しました。全てが最高とは言いませんが、やはり子供の頃に聞いた歌は忘れないし、大切にしたいと感じました。VIDEOでも借りて最終回まで観てみようかな?
超時空世紀オーガス02 [DVD]
テレビシリーズの超時空世紀オーガスの設定を借りた全く異なる物語です。
突如、現れた超兵器に翻弄される世界を舞台に、少年と少女が出会い、危機を乗り越えながら世界を破滅から救います。
と、文章にすると、ありきたりなファンタジーに見えますが、この物語の素晴らしいところは、世界が丁寧に緻密に描かれていること、そして主役、敵、そして状況描写のために出てくる脇役の一人一人が丁寧に描写されていて、彼らが抱えている人生を垣間見せ物語に深みがあることです。
この物語は、軌道エレベータ、巨大ロボット、パラレルワールドなど、いわゆるSFアニメのギミックを取り込んでいますが、作者が描きたかったのは、人々の出会いと別れ、そして人と交わることで人は変わっていくといった人生の普遍的なテーマではないでしょうか。
かたくなで人を拒む存在だったヒロインが、しだいに変わっていき、自分の人生を肯定的にとらえて「この世界は私が生まれ育った私の世界」と語るシーンは素晴らしく、洋画のクライマックスを見ているです。
アニメというだけで、お子様向けととらえる人も多いですが、ゆっくりと物語を味わっていけば、この物語の良さと良質なファンタジーの素晴らしさを感じられると思います。
パームアクション「超時空世紀オーガス」 02 ナイキック
今や入手困難なタカトクトイス1/40可変トイ以来の製品化の英断は評価して良いと思います。
一方で、大きさは我慢するとしても前記旧製品と較べて細部に色々残念な点があり、複数買うか、気に入った形態(私的には「ガゥオーク」形態のバランスが良いと思います)を選んで台座に固定した方が良いと思われるので、以下理由を列記します。
1:頭部収納カバーの展開方法が設定のスライド方式ではなく、背部蝶番(ちょうばん)を介した回転式になっているなど、プロポ−ションに影響を与える変形方法の省略がある。
2:プロポーションが上記旧製品と較べても、あまり改善されていない。
3:サイズの都合上、可動強度維持の為か、大腿部の前後可動や腕の前後可動が犠牲となっている。
4:サイズを考慮しても「なお差替不要」と思われる箇所も、コスト問題で敢えて差替にしたと思料される構造があり、部品の固定が甘く、可動させると外れ易く、かつ台座無しには自立困難。
模型やトイを改造自作するようなヘビーユーザーの方にとっては良い「素材」なのですが、当時を懐かしむライトユーザーの方にはストレスの溜まる構成に思えました。
BEST of ANIMAGE
このCDは、「オーガス」「サザンクロス」「炎のアルペンローゼ」の
OP・EDが入っており、これらの曲がこの1枚のアルバムに
揃っていること自体、奇跡に近いです。
ちょうどこの3タイトルのアニメの主題歌曲を探していた私には
本当にラッキーな出会いでした。
※他のアルバムでは、これらは分かれて選曲されているので
揃えるのに数枚アルバム購入が必要になります。
他にキャッツアイのOP「デリンジャー」も選曲されていて、
これらでも充分満足のいくベストアルバムの仕上がりになっていると
思いますのでオススメです。
超時空世紀オーガス DVD-BOX
初めは懐かしさのあまりに見入ってしまって…初めの頃はストーリー展開が良いのだが後半の戦闘シーンは以前と同じ戦闘シーンの繰り返し(動画セルの使い回し)が多く見られ残念でしたが人と人の感情や人種を越えての愛と情のやりとりはもう一度見たくさせる何かがあると思います。(マクロスよりオーガスの方が好きだからかな~)