ア・デイ・イン・ザ・ライフ
67年にクリード・テイラーがプロデュースして、イージーリスニング・ジャズの大ブームを全世界に起こした1枚。「ア・デイ・イン・ザ・ライフ」などのビートルズ・ナンバーに加えて「柳が私のために泣いている」などのモンゴメリーのオリジナル曲も。バイオリン、フルート、ヴィオラなどのオーケストラにハービー・ハンコックのピアノ、ロン・カーターのベースと、豪華絢爛。フル・ハウスなどのモンゴメリーの超名盤以外認めないジャズ・ファンは、出来が悪いと言う。でも楽しく軽いウエスもいいじゃないの。カーステレオで聴くのにもピッタリ。ジャズの間口は広いほどいい。(松本敏之)
ア・デイ・イン・ザ・ライフ
1967年6月収録という時期が本アルバムの性格を物語っています。同時代のヒットしたポップスをジャズにアレンジしているわけですが、モダン・ジャズといった雰囲気は漂っていません。ドン・セベスキーのアレンジャーとして嗜好や、ピアノのハービー・ハンコックの親しみやすさが演奏に出たこともあり、ジャズのアルバムとしては大変よく売れたことにつながると思います。
1曲目の「A Day In The Life」は同年発売のビートルズの『サージェント・ペパーズ』から、6曲目の「Eleanor Rigby」は、同じく前年発売の『リボルバー』から取り上げられたものでした。LP時代はどちらもA面とB面の最初に並べられていたわけで、そのあたりは時代性を意識した選曲と順番だということになります。
ラストの「The Joker」は、その前年、アメリカにボサ・ノヴァのブームを巻き起こしたセルジオ・メンデスとブラジル66のファースト・アルバムに収録されていた曲ですから、ここでもボサ・ノヴァのアレンジを披露しています。ウェス・モンゴメリーの巧みさや高い順応性が感じられる演奏で、ラストの曲までしっかりとポップス色を明確に打ち出していました。
「フュージョン黎明期」というコメントがありましたが、1967年当時のジャズの世界で「フュージョン」という言葉がすでに使用されていたのかどうか、またそれが一般的であったのかどうかが問われると思います。「ジャズ・ロック」や「エレクトリック・ジャズ路線」というジャンル分けなら存在していたと思うのですが・・・。
ア・デイ・イン・ザ・ライフ
~ご存じ、あの黒人初のアカデミー主演女優賞獲得のHalle Berryの元旦那さま、Eric Benetの2nd アルバム。
数年前、Georgy~~ Porgyが日本で大ヒットし、(Janeなどの雑誌で取り上げられるなどしてはいるものの)アメリカ本国より日本での方が歌手としては有名な感じがしますが、Halleの隣でいつもセクシーさを発揮しています。音楽もEric本人もお洒落で、写真写りも抜群です。ジャズ色もある曲調で、なんとなく夕暮れに似合うCDです。落ち着きます☆お薦めです。~
ボス・プレイヤ:ア・デイ・イン・ザ・ライフ・オブ・ビッグ・スヌープ・ドッグ [DVD]
短編映画入りって事で買って見たんですが、これがまたスヌープらしいゆる〜い映画で。
内容はピンプのスヌープの一日を描いてて、また見ようとは全く思えませんでした。
あとビューテフルのPVとPVのメイキングが入ってて、そっちの方が良かったです。
ライブ映像もいくつかありますので、ファンなら見て損は無いと思います。