ペリカン文書(日本語吹替版) [VHS]
最高裁判事の連続殺人事件に関して、ジュリアロバーツが演じる女子大生が書いたレポートが、ワシントンに持ち込まれて事件は起こります。それはなぜか?女子大生のレポートは真実そのものだったからです。そのレポートは、「ペリカン文書」と名を変え、政府を震撼させる大きな爆弾となってしまいます。そして…
主演は『プリティ・ウーマン』で脚光をあびたジュリア・ロバーツです。あいかわらず今作品もステキです。「ペリカン文書」によって、突如命をねらわれる危機の中で行動力を発揮する女子大生を熱演しました。彼女が助けを求める気鋭のジャーナリストにはデンゼル・ワシントンが扮しており、凛々しく頼りがいのある男を演じていてかっこいいです☆
前半は正体不明の敵からロバーツが逃げ回るハラハラする展開の連続で大変です。ワシントンとともに行動する後半は、核心に迫りゆくドラマをじっくり堪能できると思います。2人の信頼感が自然ににじみ出てくるのもチェックポイントです♪
ベストセラー作家ジョン・グリシャムの複雑に入りくんだ原作を、アラン・J・パクラ監督が巧みに映画化したのが本作品です。脇を固めるサム・シェパード、ジョン・リスゴーといった実力派俳優の存在も見逃せません。
The Pelican Brief
映画には登場しない“黒幕”Matiiceの圧倒的な力に対し、初めは逃げるばかりだったDarbyが、Grayの力を借りて、少しずつ、事件を解き明かしていく後半が痛快。前半の恐怖=黒から、後半の光明=カリブの海の色へ変わっていくDarbyの心情が描かれていて、良い作品と思います。事件解明の鍵を握る弁護士を知っている、Law Schoolの学生に巡り合ってしまう所が、若干“偶然過ぎる”気がしましたが、Darbyのために許してあげましょう。
ペリカン文書 (小学館文庫)
映画には登場しない“黒幕”Matiiceの圧倒的な力に対し、初めは逃げるばかりだったDarbyが、Grayの力を借りて、少しずつ、事件を解き明かしていく後半が痛快。前半の恐怖=黒から、後半の光明=カリブの海の色へ変わっていくDarbyの心情が描かれていて、良い作品と思います。事件解明の鍵を握る弁護士を知っている、Law Schoolの学生に巡り合ってしまう所が、若干“偶然過ぎる”気がしましたが、Darbyのために許してあげましょう。
ペリカン文書
勧善懲悪、ハッピーエンドの物語です。スリルとサスペンスが続きおもろしく
読めます。ただ終わった時に何も残らない気がします。
エンディングにどんでん返しがあるか期待しましたがありません。
Darby ShawがThomas Callahan(大学教授-交際相手)を思い出し涙ぐみますが、
どれだけ愛していたかはっきりしないし、Gray Grantham(新聞記者)をなぜ
あとから好きになったかもわからない。エンタテインメントだけを求めて読むなら
いけますが心理描写が今ひとつです。
ペリカン文書
本を読んで、そのあとビデオを借りてみました。そこで小説のすばらしさにはたと気付きました。
ストーリーのプロセスがしっかりしている点もありますが、それ以上にこの本の魅力は登場人物にあると思います。
若いけれども才能にあふれ、同級生たちの憧れの的でもあり、細身のジーパンにだぶだぶのセーターを着て颯爽と歩く姿に存分な魅力を投げかけてくれます。そんな彼女が書いたペリカン文書が実は事実であり、そのことで何度も暗殺者に殺されそうになる。そのスリルと、次々と謎を解き、事実を固めていく様に惚れ惚れしました。