ぼくたちと駐在さんの700日戦争 コレクターズ・エディション〈2枚組〉 [DVD]
2008年にこんな邦画があったとは知らなかったです 、今夜BSでやっていてそれを観ていたのですがもうすっかり感動してしまいました 、 自分が学生だった頃と被り「あの頃は楽しかったなぁ」的な懐かしさも込み上げてきて物語後半にはすっかり涙目に 、、、 あの年代の部活もしてなかったような学生なら何かしらやったのではないかと思うようなショボいイタズラ 、、、、 エロ本の題名をワザと読ませる件、爆笑でした 、 更にDVDも購入予定です 。 そしてこの傑作の続編も望まずにいられません !
僕たちの好きなガンダム 一年戦争徹底解析編 (別冊宝島 1388)
増補改訂版はいい感じに、まとまっていると思います。
最初にカラーページで、
※MSイグルー(1年戦争秘録第1話〜3話)(黙示録第1話〜3話)
※機動戦士ガンダムの時代背景(ファースト・第08MS小隊・ポケットの中の戦争・スターダストメモリー・逆襲のシャア)
U.C.0079〜0093までの歴史が見やすい年号の表になっています。
白緑ページで
※機動戦士ガンダム 劇場版(1・2・3)のストーリー、MSやキャラクターの見所が描かれています。
また、TV版限定のMS(旧ザク・ギャン)やキャラクター(シャリアブル・ドアン、他)など解説ています。 【22ページ使用】
※機動戦士ガンダム 0083 スターダストメモリー(1話〜13話) 【38ページ使用】
※機動戦士ガンダム 逆襲のシャア 【8ページ使用】
※機動戦士ガンダム 0080 ポケットの中の戦争(1話〜6話) 【20ページ使用】
※機動戦士ガンダム 第08MS小隊(1〜11話・ラストリゾート・ミラーズリポート) 【36ページ使用】
各作品ごとストーリーや名場面、キャラクター・MS・MAの説明やエピソードなど事細かく書かれており読み応えあり、
何度も繰り返し読んでも飽きないです。
機動戦士ガンダムU.C.シリーズファンの方にお勧めです。
僕たちの戦争
’03年〜’04年『小説推理』連載に、加筆訂正し単行本化された作品。
さすがは荻原浩の小説らしく、前半から中盤はユーモアもあって面白く、ラストになるにしたがって、やがて哀感が漂う傑作である。
2001年に生きる“根拠なしポジティブ”のフリーター・健太と、1944年(昭和19年)の「海の若鷲」にあこがれる海軍飛行訓練生・吾一が時空を超えて入れ替わった!ふたりはそれぞれ時間をかけて順応しつつ、なんとか元の時代に戻ろうとする。
私は読んでいて、果たして彼らのうち、どちらが本当に幸せなのだろうかと真剣に考えさせられた。
普通なら、平和で、物が溢れんばかりに豊かにそろっている現代に来て、ミナミという恋人までいる吾一の方が幸せなんだろうけれども・・・。境遇の変化に大いに戸惑う吾一の姿は実にコミカルに、そしてシニカルに描かれており、渋谷の街で彼は疑問を持つ。「これが、自分たちが命を捨てて守ろうとしている国の50年後の姿なのか?」ここらあたりに荻原浩の痛烈な世相風刺が見られる。
一方、健太の方は笑うに笑えないマジヤバな状況である。厳しい軍律や、上官の理不尽なシゴキの世界に放り込まれたのだから。しかし彼は音を上げることなく、耐え抜いていく。戦争という間違った目標に、皆が無理やり向かわされていた時代。若者にとって「死」が「名誉」であった時代。しかし今以上に「家族の愛情」、「戦友たちとの友情」、「人と人とのふれあい」が細やかで豊かであったように描かれている。私は戦争にはもちろん反対だが、元の世界に戻るという目的を持った健太にとってはそういった情愛に支えられながら、“超えられる”ハードルだったのではないか。
8月は何かと戦争関係の本やドラマ、ドキュメンタリーや映画などが注目される月だが、本書はそんななかで肩が凝らずに読める、“戦争モノ”の一冊である。
僕らの夏の夢/ミューズ
2009年の夏の思い出に、これからの、ふたりの未来を信じて購入しました。
「とこしえに君を守るよ」の歌声に、ふたりの創りだす歴史の始まりを感じさせてくれる。
日曜日の午後、山下達郎の声が、FMラジオから流れてくる。
今日、竹内まりやとの「夫婦放談」で、この曲「僕らの夏の夢」を、車を運転しながら、初めて聴きました。
山下達郎が、ひとつひとつの言葉を、とても、ゆっくりと丁寧に語るように歌っている。
時空を超えて、魂が、運命的に再び出逢う。
心と心を重ねて、僕らの奇蹟が生まれる。
もうすぐ、夏も終わろうとしている。
今年の夏の思い出に、これからの「僕らの夏の夢」を語ろう。
きっと、この歌が心に響きます。
僕たちの戦争 完全版 [DVD]
名作ウィンズ・オブ・ゴッドを神風から回天版にして、おまけに大林宣彦の転校生を合わせたような作品。あまりに使い古されたネタだけにビックリ。まるで漫画のようだがドラマとしては良くできている。特に俳優達が良い。過去と現代の青年を演じ分ける森山未來はまるで別の俳優が演じているように上手だった。回天は映画「出口のない海」でも取り上げられたが、戦闘機による攻撃隊よりは知名度が低く斬新さがある。しかし、実際に戦闘機にも特潜等の特攻兵器を与えらた兵士よりも、それにも乗ることが出来ない悲惨な特攻兵の方が多かった。不思議系な話で興味をわかすのではなく、クローズアップされてこなかった秘話をドラマ化して欲しい。不思議系話にすることで、過去と現代とのつながりを出そうとしたようだが、逆に深刻味が薄れてしまったと思う。