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Sports Graphic Number (スポーツ・グラフィック ナンバー) 2011年 8/4号 [雑誌]
タイトルに純粋に惹かれて、numberのwebではもうバックナンバーがなかったと思われたのでamazonから購入しました。
それまで、本田圭佑という若者をよく知らなかったし、偏見も少なからずあったのですが、これを読んで180度近く
見方は変わりました。さらに、「非エリート」ということでいろんな職種や多くの人たちに示唆を与える内容なのでは
ないかと思います。彼のようにサッカーのプロになれるというよりも、彼の生き方や考え方が、多くの人生にとって、
生きた手本として使えるという風にとらえて読むべきなのかなとも思います。
彼がなぜあんなに前向きでいられるのか・・・その答えがここにあると思います。
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ロスタイムに奇跡を 日本代表選手たちの真実 (角川文庫)
内容に期待していたのですが、選手の自叙伝やらを読んでいる私にとっては
何も目新しい感じがありません。
過去の記事の寄せ集め+著者の選手に対する感想が書き連ねてありますが
好きな選手の章でも全く面白くありませんでした。興味のない選手の章は苦痛でした。
文庫本で安いので値段相応の内容というか、古本で読むくらいでちょうどよい。
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本田にパスの36%を集中せよ―ザックJAPANvs.岡田ジャパンのデータ解析 (文春新書)
熱狂のW杯 南アフリカ大会、アジアカップ優勝の感動を経て、「日本も強くなったなぁ」と漠然と思っていました。
しかし、「アクチュアルタイム」、「ポゼッション率」、「アタッキング3rd、ミドル3rd、ディフェンシブ3rdでのパス成功率
・ボール奪取率」…など様々なデータから分析していくと、世界における日本サッカーの位置が定量的に見えてきます。
これにより、日本の強み、今後改善が必要な部分が霧が晴れていくように理解できます。
自身が会社経営者でもある著者のデータに関する見方は、サッカーだけでなく様々な分野に応用可能だと感じました。