たまたま [DVD]
ありそうでなさそうな国。
北欧のようでも、ロシアのようでもある寒そうな国。
夜空の星がきれいそうな国。
その国で、白の蒼井優がさまざまな人と出会い、さまざまな人とエピソードを織りなしていく。
それだけの映画。
それなのに、最後の5分間が力強く響いて、心にしっかり残る。
それは、この映画に確かに共鳴していたことの裏返し。
いろんなことも、いろんなことを経て、いろんなことになっていく。
「生きる」って「感じる」こと、そして「気づく」こと。
すべてそれも、誰かが「たまたま」起こしたいたずら?
でも、とても素晴らしいこと。
僕のアメはどんな味なんだろ。
あなたのは?
それは、観てのお楽しみに。
※見方を変えて、
複雑で情報料が多い映画が主流の中で、様々なものをそぎ落としてシンプルにしたり、わざと隙間を残したりするこの映画の手法は、新鮮で逆にスタイリッシュな印象を持ちました。
「映画は自由」ということに、改めて気づきます。
※実際の撮影地はアイルランドのようですが、「どこかにある国」という設定だと思うので、それを前提にレビューしました。
鉱石倶楽部 (文春文庫)
もともと長野まゆみさんの小説が好きで、著者を見た瞬間に手にとってしまいました。
でも、例え長野まゆみ著でなくても、買っていたと思います。
所謂「ジャケ買い」ですね。
全てがとても美しい本です。
鉱石から生まれる不思議な詩と小説が、脳内の美意識を刺激することは間違いないでしょう。
そういえば私も昔、鉱石を「美味しそう」だと思ったことがあったなぁ、と、懐古もしました。
写真集と詩集と小説が好きな私にとって、この本は全てを満たす最高の一冊になりました。
手の内にあることに至福を感じる、そんな本です。
VIEWTIFUL JOE Vol.1 [DVD]
ゲームを知らずに見たのですが純粋に楽しいです
笑いもあり、テンポがとてもいいです
主人公がいいキャラしてます!
またモブキャラもなかなか可愛い
BGMも楽しめる!
オススメです!
碧空 (凜一シリーズ) (集英社文庫)
華道の家元を継ぐ高校生・凛一はフットボール部の大学生・氷川を想っている。氷川はノーマルだが柔軟に凛一とつきあってくれる。凛一と彼をとりまく
いとこたちや同級生のそれぞれの想いが交わりあう青春小説。
凛一は大事に想ってくれる人たちがいて幸せだと思う。本人は煩わしそうにしているけど、両親に早別して孤独な凛一は他人の好意を素直に受けられないのかな。姿がきれいでか弱い凛一のような人は私のあこがれでもある。
読む側がわかってないと理解できないところがあるのでもう少し読者に解り易くしてほしい。意味がわかんないところがあった。