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ALONE
やはり「ZOO」のおかげでしょうか、この曲がシングルカットされるなんて、考えもしませんでした。
ライブ版収録、との事でレンタルです。この曲、彼らの名曲ではあります。
「ロックは終わった」と仁成が言った瞬間、私の中でロックは終わりました。
・・・それを、いまさら・・・なぜ・・・
あの時の輝きは、もう遠い過去のもの。でも、それを「受け入れる」事の出来ないヒトは買うのでしょう。
ロックがこういう時代もあった、そういう意味では、「買い」かも。
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PREMIER+5
「premier+5」は初版盤CDにボーナストラックとして付加した96年の再発盤。(音泉・Q盤)ただし、B面曲が網羅されておらずすべてCD化されていない。当該音泉盤は流通量が少なく入手困難であるし中途半端であるので初めてならば比較的流通量が多く安価なボーナストラック無しの初版盤CDと、アナログEP盤を中古市場で求めるとよいです。ちなみにシングル盤「ここだけの話〜オフレコ」はステッカー付にダブルジャケと豪華な仕様。LP盤の「premier」はCD盤ジャケと異なり、ジャケットのワンピースの左襟がめくれていない…。しかしながら、とにもかくにも、畠田理恵はとにかくカワイイ…。(デレデレ)アルバム本編(トラック1〜10)は一曲目からいきなり低くて太い声をを聴かせてくれるがこれが良い、実に良いのだ。中森明菜さんの初期の曲調やプロモーション戦略とを比較されることが多いのだが(確かにM5・6・7・9辺りを聴けばよく分かる気が…)、よく聴けば明菜さん以外にも聖子ちゃん、優、ナンノの曲やイメージ戦略の良い部分(アレンジ面や、季節感、情景や心象風景の描写)を上手く取り入れている事が顕著である。コンセプトはもっと煮詰められる余地はあるかもしれないが、ファーストにして恐ろしいほどに非常に完成度の高い名盤たる1枚と断言できる。アイドル歌手で問われやすい「歌唱力」と言われれば畠田理恵は「相当程度高い方」と言えるが、実際のところそれ以上遥かに重要な、楽曲が良いこと、その楽曲とマッチしていること、曲として伝わる感動は非常に大きく正に名盤中の名盤。ここは意見が分かれると思いますが「Kissよりつねって」までのややマイナーイメージの楽曲が本人にマッチしていなかった、とは決して思いません。
近年ソニーミュージックのOMF(オーダーメードファクトリー)で廃盤CDの再発売や初CD化の取り組みが80年代アイドル作品を中心に積極的に取り上げられているが特に最近ではワーナー・パイオニア音源を借りての復刻が行われている。このOMFに畠田理恵のコンプリート盤が出ることを心から願っているが、興味はあるけど曲を知らない方は是非リクエストされたり、中古で初版CDを見かけたら是非聴いてみてください。
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田原総一朗責任編集 ホリエモンの最後の言葉 (オフレコ!BOOKS)
ホリエモンは世間に対してなぜあんなに名が知られたの?
で、何をやっちゃった(と思われてる)の?
実際はどうなってたの?
について、今まで読んだ数冊のホリエモン本の中では、これが一番わかりやすかった。
田原さんがほぼ素人の目線=私たち一般人が抱くのと同じ「よくわからないアレはどういうことなのよ」とホリエモンに質問と受け答えをしてくれるので
ライブドア創生期〜ホリエモン全盛期〜現在までの流れが把握出来た。
やっとスッキリした。
時間が経ったことでホリエモンが今までの本で、一番落ち着いて事件を回想している印象も受ける。
対談本はあまり好きでなかったので、知らずに読んで最初は「失敗したー」と思ったが、読み進めたら意外にも面白かった。
確かに過去の著書に書かれていることが多いので、全て読んでいる人にはあまり面白くないのかも。
最後に将来の展望の一つとして語った、福島をロケット発射場にするアイデアはありではないかと。
原発上空は飛行機の航路になっていない、等、それに向いている土地だという説明もわかりやすかった。
今推進している除染技術は結局完全じゃなく、ここまで情報を隠蔽する国の安全宣言なんて、非常に残念だけど正直信用出来ない。
ならば未来ある人たちをきちんと安全な場所へ住まわせ、ロケット打ち上げ他、放射能が残っていてもなお使える分野の商業地として福島原発跡を利用し
そこで出る利益をきっちり補償にまわす、
そういうほうが現実的ではないだろうか。
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田原総一朗責任編集 決別!日本の病根 (オフレコ!BOOKS)
とにかく面白い!
この本の特長は、あの田原総一朗氏とあの古賀茂明も掛け合いにある。
田原氏がテレビの討論番組で見せている「つっこみ」によって、
古賀氏のこれまでの著作では出せなかった、するどい改革案が次々と引き出されている。
曰く「戦う改革」
官僚や企業など既得権益を貪っている輩とどう戦い、日本を変えて行くのか、
一刀両断ともいうべき、冴えた改革案が述べられている。
実に痛快だ!
と同時に空しくなった。
こうした大胆な改革案は、実行に移されることはないだろう。
今の民主党政権では、口先だけ。
政策仕分けに代表される茶番劇が延々と演じられるだけだ。
本当に、くだらない政治家を「一刀両断」してやりたい(悲)
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田原総一朗 責任編集 オフレコ!スペシャル 2020年、10年後の日本 「坂の上の雲」の先に何が見えるか?
田原総一朗の対談をまとめたシリーズ本です。
既出の使い回しではなく、全部この本のための対談のようです。
それぞれの主張には首をかしげたくなる部分もあります。
でも、各分野で活躍するこれだけの人たちが「10年後の日本」
という同一テーマで語ったものを読めるというのは、
それだけで十分に充実している感じがありました。
とくに経済の「榊原&竹中」、政治の「枝野&河野」との話のあたりを
興味深く読ませてもらいました。
茂木健一郎や香山リカというミーハーどころがある一方で、
環境で月尾嘉男、教育で寺脇研なんていうしぶいところがあったりで、
人選もなかなか面白かったです。
印象としては、いま最も気になる経済の扱いがやはり大きく、
それに加えて、政治、社会、文化、環境、教育などに幅広く触れている、
という感じでしょうか。
「10年後の日本」ということでいうと、できれば国防の話も読みたかった。
そこがないのがちょっと残念でした。