AB型自分の説明書
AB型なので早速手に取りました。
なかなか面白いとこを突くなぁと思いました。
AB型以外の人に読んでほしいと思います。
まぁ情報料として1000円が高いか安いか....といったところです。
ノルウェイの森(上)
村上春樹の小説は「駄作」か「名作」かという両極端な評価に分かれることが多いようです。
本作もその例に漏れることなく、やはり評価は賛否両論ですが、事実として「ノルウェイの森」は、ノーベル文学賞候補に毎年選ばれるほどの作家の代表作であり、世界の各国でベストセラーになるほどの小説であるわけですから、本質的に「名作」なのか「駄作」なのかはさておき、それだけの「魅力」が、小説内のどこかにあることだけは誰にも否定できないことでしょう。
「駄作派」の人たちには、夏目漱石や谷崎潤一郎などの、日本文学の名作と呼ばれる小説に数多く触れ、読書経験が豊富で、いわゆる「文学通」といわれる方が多いようです。
否定の方法も、「展開や登場人物の行動に根拠がない」や「過去の名作のような深みがなく薄っぺらい」など、自分の文学観に照らし合わせた意見がほとんどで、平たく言ってしまえば「私にわからないのだから、面白い訳がない」という気持ちが、「駄作派」の大部分を占めている本心のような気がします。
逆に「名作派」の人たちには、あまり文学に詳しくない方が多いようで、「何だか分からないけど、面白い」という無邪気な感想が頻繁に見受けられます。
ここで注目したいのは、文学に詳しい人たちは小説の魅力を理解できず、そうでない人たちには、理解できるという、逆転の現象が起こっていることでしょう。
とにかく「駄作派」の、否定の調子の激しさはすごいもので、留まるところを知りません。
もはやそれは悪意と言ってもよいほどで、その矛先は作品を飛び越えて、著者本人、果てには、小説を肯定する読者にまで及ぶ勢いです。
しかし「名作派」の人たちは、とりたててそれに反論する様子もなく、自分の周りに壁を張り巡らせて、ひそっりと、ひとりで小説を楽しんでいるような、そんな風情です。
そこには、まさに、「根拠のない悪意」と「自閉」という、村上春樹の小説世界そのものの図式が浮かび上がってくるようです。
村上春樹氏は「日本文学には残念ながら僕が求めているものはなかった」というニュアンスのことをどこかに書いていますし、人の情念をどこまでも深く追究して表現しきる、日本文学の伝統ともいえる名作の数々には、確かに惚れ惚れするものがありますが、単に、著者はそこを目指してはいない、ということでしょう。
「駄作派」の方々には、著者が表現しようとしているものは何であるのかを汲み取ろうとするやさしさが、もう少しあってもいいように思いますし、「名作派」の方々には、自分を惹きつけるものは一体何なのか知ろうとする意志を持ち、「駄作派」の人たちの土俵に、多少なりとも歩み寄ろうとする、そんな勇気も必要なのでは、と思います。
そして、ちょうどそのあたりにこそ、村上春樹の表現したいものも、あるのではないでしょうか。
十二番目の天使
わたしが初めてこの人の本を目にしたとき原書でした。読みはじめから先へ先へと読み進みたくて、読むのがもったいないようなドキドキ感があり、明らかな希望を提示してくれる作品だったのを記憶しています。この作品の訳者の苦労は耳にしたことがあります。本が売れない現代、本当にすばらしい作品だと出版社に売り込みに回ったそうです。オグマンディーノの作品はいくつか読みましたが、そのなかでも人が絶望からなにかに導かれるように這い上がっていく姿が自然に描かれているこの作品は、際立って輝いています。訳文としては、たしかに原文には負けていると思いました。野球に重点が置かれすぎているような気がしたからです。ですが、日本語というのはそれだけ難しく、感動はなかなか伝わらないものです。ぜひまずは原文を目にしてみることをお勧めします。そして作品の雰囲気を十分に感じ取って、味わいつくしたうえで、日本語であるこの本を手にするのが一番であると思います。肝心な、核の部分を逃してしまってはもったいないです。読まず嫌いですむような作品ではありませんから。
Yogaworks(ヨガワークス) ヨガマットスタンダード 6mm
もう少し薄いタイプのものとこちらの6mmのものとで悩みましたが、6mmタイプを購入しました。
厚みがちょうど良く、長時間ヨガをやっても足が痛くなったりしません。
色も落ち着いたグリーンでとても良いです♪ マットを丸めると少し太くはなりますが、
そこまで場所を取るわけではないので、かなり良いと思います。