TVアニメ 「CLANNAD AFTER STORY」OP&EDテーマ 「時を刻む唄/TORCH」 / Lia
CD購入後の評価です。
収録曲は、
1.時を刻む唄
2.TORCH
3.時を刻む唄(animation ver.)
4.TORCH (animation ver.)
5.時を刻む唄(off vocal ver.)
6.TORCH(off vocal ver.)
です。
本CDに収録されている「CLANNAD AFTER STORY」オープニング曲の「時を刻む唄」は、ゲーム「CLANNAD」のライター麻枝 准作詞、作曲によるもので、原曲ともいえるBGM「同じ高みへ」のVocalバージョンと言っても差し支えない雰囲気に仕上がっています。渚を想う朋也の心を綴った歌詞は原作を知るファンならば感慨深い心境になることは間違いないでしょう。「karma」(Lia「dearly」収録。同じく麻枝 准作詞による)の時もそうでしたが、なかなか歌手にとっては歌いづらい曲調及び歌詞であると思います(笑)が、ボーカルであるLiaが上手に歌いこなしているので(keyとも長い付き合いらしく息も合うのでしょう)違和感は感じませんでした。fullヴァージョンはanimation ver.とは違って、Liaの声が際立って聞こえる気がします。2番の歌詞は激しくネタバレなので先の展開を知りたくない方は聞かないほうが吉(?)かもしれません。購入の際は注意してください。・・・でもfullヴァージョンを聞かないのは絶対損だと思います。
アニメで流れるもう一つの曲、エンディング曲である「TORCH」は長年keyの楽曲を作成してきた折戸伸治によるもので、曲の安定感は流石の一言。「時を刻む唄」とは違ってインパクトには欠けますがエンディングに相応しい明るい曲調で好感が持てました。魁による歌詞も幻想世界を表現しているようで深いです。。
余談ですが、パッケージイラストは樋上いたる氏によるものでした。ごとP氏のイラストがまた見たい( '・_・`)
モーレツ!イタリア家族 (ワイドKC)
『テルマエ・ロマエ』が面白かったので、こちらを買いました。
エッセイ漫画なだけあり、勢いがあって臨場感にあふれていて、お風呂漫画とはまた違った面白さです。
エネルギッシュなイタリアの女性陣に、とても驚きます。
作者の方は異文化の中で生活をしているので、いろいろ大変な面も多いのでしょうけれど、作者もなかなかパワフルな方だと思いました。
すべてのイタリア人がこのような気質ではないとは思いますが、家族をとても大切に思い、愛するのだということがわかり、大爆笑しつつも、心が温まりました。
みどりのゆび (岩波少年文庫)
いろんな意味で美しい本です。
ただし、この本に感動するのは、子どもより大人のほうだと思います。
他の方も書いてらっしゃいましたが、大人向けの本と言えるかもしれません。
主人公のチトが、次々と投げかける素朴な疑問や心の動きには、はっとさせられることがたびたびですし、共感できるところも多々あります。
またチトを取り巻く人間たちの描かれ方も、個人的には、いいなぁと思いました。というのも、登場人物が単純に白・黒にわけられていないから。作家の包容力を感じました。
大切なだれかに、ふとプレゼントしたくなる本です。
大家族主義経営: うちの会社はスタッフの夢が叶えられる大きな家庭 (HS/エイチエス)
接骨院グループを拡大している経営者による、自叙伝的な著作。
後半には著者の会社で実践している「大家族主義」経営について触れられている。
この「大家族主義」経営について知識を得たいだけであれば、本文中にも
書かれている、著者が経営の参考にしたという本や映像などを見るほうが、
まとまってもいるだろうし、よいのかもしれない。
しかしこの本は、著者が経営者として、何に影響を受けどう感じてきたのか、
その足あとをたどり、現在でも成長し続けているその一端を知ることができる。
例えば「理念に立ち返る」「相手の立場で考える」など、当たり前に思えることでも、
どういうときにそうすべきなのか、行動してきたからこその考え方が著者にはある。
既に成功して時間の経った経営者のまとまった考え方を読むこともよいが、
現在進行中の経営者の行動から、読み手が知ることのできる、参考にできることも
多いのではないだろうか。