ホワイト・ライズ [DVD]
根本的な原因はやはり『ラブ』にあったという話なので、やっぱりラブ・ロマンス映画なのかな。(まぁ、別にジャンル分けする必要はありませんが...。)
物語は、4人の男女を中心に回っていきますが、場面は2年前と現在とが激しく入れ替わるので、「いつのシーンなのか」には注意が必要です。映画前半の何気ないシーンが、話が佳境に入ってから次々と「あのシーンは別の角度からみるとこうなってたのか!!」という種明かしシーンとして効果的に使われています。
この映画の原題は、何度も登場するシカゴの公園「ウィッカー・パーク」です。すれ違いの象徴として、このままのタイトルでもいいとは思いますが、日本人にはなじみがないのを考慮してか、邦題は「ホワイト・ライズ」となっています。悪意のない嘘が起こした波紋が、主人公を翻弄すると言う意味でベタではありますが悪くはないかな。ホワイトから連想する雪が舞い散るシカゴを、実に寒そうに撮ったところがまた、物語にマッチしていてイイ感じでした。
ホワイト・ライズ (竹書房文庫)
ストーリーは、後半の1/4位までは普通におもしろいが、その時点をさかいにして「まじかよ!!」というどんでん返しがまっている。またその「まじかよ!!」と感じた時点からは、ページを飛ばしてでもどうなるのか知りたくて気が付くと読みきってしまう。
結末は結構あっさりしているが、この部分まで内容を厚くすると胸焼けすると思うので程よいのかも。
はやく映画も見たい。
ナイトメアー・リヴィジテッド
まさに、ハロウィン〜クリスマス前のタイミングで発売されたNightmare Revisited。
以前、部分的にマリリン・マンソンら数組のアーティストがカバーしたものが、オリジナルサントラと共にスペシャルエディションとして発売されていますが、これは丸ごとサントラの全曲、色々なミュージシャンそれぞれによってカバーされたものが映画の順通りに並んでいます。曲のテーマにより人選されたんでしょうかね、なかなかはまっています。
やっぱり、マリリン・マンソンがおどろおどろしくヘビーに歌う”This is Halloween, this is Halloween・・・”はいいなぁ・・・思わずウフフとこみ上げてしまう(笑)。
Jack's Lament、雰囲気あっていいですね。後のほうのPoor Jackも悲しげでJackの嘆く様子が眼に浮かぶようです。
そして、KOЯNの歌う”Kidnap the Sandy Claws”、最高じゃないですか。映画中のロック、ショック、バレルの3人がサンディ・クローズ(サンタクロース)を誘拐しようと歌うナンバー。よりワルな感じがします。ホントはまりきって歌ってますなぁ(笑)ヘビメタバンドっぽくヘッドバンギングしたくなりますね。
Oogie Boogie Songがラテン系で新しい発見、もしかしてブギーって陽気なやつ?なんて面白く聞けました。
Sally's Songは、EvanescenceのAmy Lee、切なげなエイミー節が素敵。この歌って彼女自身の作?と思えるほどはまっています。
フィナーレも男女のボーカルが途中からとても美しく奏でられフィナーレにふさわしいですね。
アートワークもさすがナイトメアらしく素敵!
ホワット・ライズ・ビニース〈特別編〉 [DVD]
もしもヒッチコックが現在のCG技術を手にしたらどのような映画を撮るか・・・をロバート・ゼメキスが追求。
ヒッチコックへのオマージュあふれる中に、さりげなく織り込まれるCG特撮。
何を訴えるでもないストーリー。
エンターテイメントのためのエンターテイメント。
ホワイト・ライズ [DVD]
愛する人を信じ続けることが出来ますか?
突然に失われたと思われた愛が、心の中でまだ失われていないとき、
再び燃え上がる愛。
自分の愛する人が友人にとられてしまったら・・・・。
あなたならどうする?
自分を裏切った人をそれでも愛し続けられますか?
ジョシュハーネットがその切ない揺れ動く男心を繊細に・・。
出会えそうで出会えない、日本の昔のドラマのような成り立ちの中に、
サスペンス要素がチョビットある、純愛の映画です。
とても素晴らしい。心に愛を吹きかけてくれます。
愛に溺れている人も愛に溺れたい人もジョシュハーネットの好演技と
ローズバーンの緊迫した演技に魅了されると思います。ダイアンクルーガーは美しい・・・。